書くべきことがあまりにも多すぎて、お伝え出来なかったことの一つがこの記事である。読みながら、書きながら怒りが込み上げてくる。
<3月4日 琉球新報>
沖縄県や県民の反対を押し切って、成功するかどうかもわからないサンゴの移植を強行する政府の横暴きわまる理不尽にも腹が立つが、その上に移植すると称して、世界的にも貴重なサンゴ礁を破壊して切り取った珊瑚を、そこらへんに放り投げているとしか思えない散乱状況に、怒りが収まらない。
今朝(18日)の新聞報道によると、沖縄防衛局はこのサンゴが移植のために切り取った珊瑚であると認め「一時的に置いてあっただけだ」と言い訳しているという。
<3月18日 琉球新報>
サンゴ投棄現場。ダイビングチーム・レインボーによる調査。60cm以上の切り口が上を向いている。
ダイビングチーム・レインボーによるサンゴ調査。一つはあおむけ、もう一つは横倒しになって藻類が付いている
さかさまにひっくり返っている。ボンドが付いていないことから移植後はがれたものではない。
大浦湾のサンゴ投棄の現場で、潜水調査。ひっくり返っている。
三つのサンゴがひっくり返っている。手前ふたつの切り口は藻類が着生しているので、投棄されてからかなり時間が経っているものと思われる。
<写真提供:沖本裕司さん―沖縄報告より>
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