平和の歌・さんしんの響き高らかに~3月4日「さんしんの日」の辺野古

正午の時報を期して世界中で、さんしんを奏でる「さんしんの日」
辺野古ゲート前でも、今年で三度目の「さんしんの日」を迎えた。

総勢50名のさんしん奏者と、踊り手、見守る人々400名の華やかな「さんしんの日」となった。

午前6時30分。キャンプ・シュワーブの金網越しに朝日が昇る。希望の光を感じた。

正午、三線、琴、笛、太鼓と総勢50人の「かじゃで風」が燦々と太陽輝く青空に響く。

<奏者の真ん中の列に、稲嶺名護市長の姿も>

さんしんにあわせて「かじやで風」の舞をはじめ、代表的な沖縄の踊りも披露。

圧巻は、金城実さんの「下駄踊り」。武器を持たない沖縄が生み出した護身術「空手」の技の一つが舞になったもの。まさに平和の象徴。(奇しくもこの日沖縄空手道会館がオープン。盛大に祝賀式典が開催された)

予定されたプログラムの他、たくさんの飛び入り参加も加わって、沖縄文化の広さ、奥深さを改めて実感させた辺野古ゲート前。

若者たちは、ガス輸送管の埋設に抗して非暴力で闘ったネイティブアメリカンに倣って、別の趣向で、世界に「平和を求める沖縄」の姿を発信した。

最後は、みんなでカチャーシー。必ず基地建設を撤回させて、今度はお祝いの「かじゃで風」を、と誓いを新たにした。

武力に勝る文化の力

2017年3月6日リンクURL