高江がますます大変な状況に追い込まれる中
辺野古も抗議行動を休むわけにはいかない。
今週も金曜日は高江以外にも、嘉手納基地の五つのゲートをはじめ辺野古、普天間基地の野嵩ゲートと大山ゲート、キャンプ・コートニー、読谷トリイステーションなど、県内各地の芸軍基地で抗議行動が行われている。
途中三度の機動隊による排除を受けながらも、基地から県道に出る軍車両を止め、「私たちが何故毎日ここで抗議行動をしているのか考えてみてほしい」と、若い米軍兵士に訴え続けた。
この日は、和光大学の学生たちが修学旅行の一環で辺野古テントを訪れた。
いま、沖縄には年間何百もの学校が修学旅行でやってくるが、和光学園はその先駆け的存在である。30年も前から小学校、中学、高校、大学とそれぞれの段階で必ず沖縄へ平和学習に来ている学校なのだ。
素晴らしいのは、先に父母たちが事前学習にやって来て、わが子が沖縄で何を学ぼうとしているのかまず親が納得したうえで子どもたちを修学旅行に送り出しているということである。私も数年前に3年連続で、そのお手伝いをしたことがある。(渡嘉敷島の案内)
偶然にも今回辺野古ゲート前で感動的な対面劇があった。
辺野古のゲート前金曜日の常連であるYさん。実は30年前、和光学園小学校が沖縄に修学旅行を始めるにあたって、沖縄側でコースの選定などの企画に協力したのが、読谷で小学校の教師をしていたYさんだった。当時の和光学園側の担当だった先生が、この日の引率教師で、感激の再会で当時のエピソードを学生たちに話し、拍手を送られた。
苦しい中にも、感動や喜びもたくさんある辺野古・高江、そして沖縄へあなたもぜひ来てください。
31日(月曜日10:00~)には、世界のウチナーンチュ大会で来県中のハワイ沖縄県人会の方々80名が辺野古ゲート前を訪れる。レイを贈呈し、辺野古・高江の支援と稲嶺名護市長を激励、辺野古に集う市民らと交流することになっている。