ぺ・ポンギさん30周年忌追悼シンポジウムのご案内

 日本軍性奴隷「慰安婦」であったことを、朝鮮半島出身者としてはじめて証言した裴奉奇<ぺ・ポンギ>さん(1914~1991)。祖国に帰りたいと願いつつ、ついに戻ることが出来ないまま、この沖縄で亡くなって30年がたちました。

 来る11月20日、30周年忌の追悼シンポジウムが開催されます。生前のぺ・ポンギさんを知る方々の証言を通して、改めて日本軍の性奴隷制、軍隊の性暴力について、共に考える機会にと、主催者は参加を呼び掛けています。

 

                    ペ・ポンギさんが連行された渡嘉敷島の慰安所跡。ここには朝鮮半島出身の女性たち7人が日本軍200人余を相手に性奴隷として働かされた。そのうち一人が米軍の砲撃によって大怪我、一人が死亡した。

 

 渡嘉敷島には、彼女たちのことを記憶し、後世に伝えるため、全国から募った基金と、多くのボランティアの協力で「アリランの碑」が建立された。(1997年完成)

 

 

 

 

 

 

2021年11月8日リンクURL