降水確率60%というので、雨対策を万全にして那覇を出発した。
辺野古が近づくほどに空模様が怪しくなってくる。久志岳も霧雨に煙っていた。大雨を覚悟したが…。途中ちょっとチラつく場面もあったものの、結局最後まで雨は降らず、拍子抜けの一日だった今日の辺野古。
コロナ緊急事態宣言開けはじめての水曜日。緊急事態は開けても、沖縄県は独自に自粛体制をとっているため、ゲート前行動も組織的な行動はまだ解禁になっていない。県外からの参加もまだ自粛を要請している。それでもいつもより多い人数が座り込んだ。
沖縄地方は高気圧の谷間にあって波が高く、このところ土砂積出港の安和、塩川は搬出ができない状況が続いている。今日も抗議行動は休みになったとのことで、安和・塩川に行く予定だった人たちが辺野古へ。合わせて機動隊も辺野古へ移動して来たようだ。機動隊もいつもより多い。
座り込みの人数が多いと元気が出る。排除にも時間がかかり、気合が入った。
ところがやってきた機材搬入のダンプは10台にも満たず、10数分で一回目の抗議行動も終わった。この分では、先週のように午前中で終わるかもと期待して、機動隊の指揮官に聞いてみると「わからない」という。
2回目12:00の座り込みに備えてテント下で休憩していると、11時過ぎ機動隊の車が引き上げていく。午前中どころか、今日は、2回目もなしで終わりそうだ。
確認のため工事用ゲートに行くとゲートも閉鎖されていた。
わずか5~6台のダンプのために、数十人もの機動隊を動員するなんて税金の無駄遣いも甚だしい。腹が立つ!
このまま帰るのもなんだか心もとなく、しばしテント下で歌など歌って気合を入れ直し、いつものように豪華ランチバイキングで早弁、英気を養って帰途についた。