庭にオオゴマダラが来たよ! ~ オオゴマダラ日誌 ①2020年10月31日

 沖縄の県蝶・オオゴマダラを増やそうと、オオゴマダラの幼虫の食草となるホウライカガミの苗を育て、県内の小中学校へ配るという奇特な方がいらっしゃいます。

 普天間の野嵩ゲートや辺野古の抗議行動にもいらっしゃる方なので、よく存じ上げている方なのですが、9月23日琉球新報にこんな記事が掲載されました。

 コロナ禍で、育てた苗を学校へ配ることができず、「欲しい人には譲る」というのです。 私も、友人を介してホウライカガミの苗を2鉢いただきました。

 まだいただいたときの鉢のままで、地植えはしていないのですが、2週間もしないうちに、やってきたのです、オオゴマダラが! 

 最初に来たときはカメラが間に合わず、写真が撮れなかったのですが、10月26日、しっかりカメラに収めました!!

 

 さなぎが黄金色に輝くことから、その魅力のとりこになる人も少なくありません。でも私は、白地に黒い斑点のとてもシンプルなオオゴマダラの成蝶の姿が、好きです。

<← オオゴマダラのさなぎ (沖縄県ホームページより)>

 

 

 

 下の2枚は今朝(31日)撮影したもの。飛んでいる蝶を写すのは至難の業、何とか羽を広げたオオゴマダラを撮りたいものです。

 

 

2020年10月31日リンクURL

大浦湾の生物多様性が 様々な不治の病を治せるかも! ~ 今日(10月28日)の辺野古

 7:00発の辺野古行きバスに乗るため自宅からバス停まで25分ほど歩く。秋風とともに、日々少しずつ辺りが薄暗くなってきた。日中はまだ30度近いが、南国沖縄も季節の移ろいを感じる。 

 高速道路を走るバスの窓から中城湾に昇る朝日がまぶしい。衣替えした空の秋雲が、羽を広げた鳳凰のようにも、火の玉をくわえた龍のようにも見える。 

「さあ!今日も元気に座り込むぞ!」と気合を入れつつも、宮古、石垣にコロナ視察に行った自民党県議団が、クラスターを起こし、また増え出したコロナ感染者に、県は「コロナ注意報」を発令した。「抗議行動の現場からコロナ感染者を出してはならない」と、感染予防に最大限の注意を呼び掛ける。 

 

 「その手錠、ここで必要なの?私たちは犯罪者?」と聞いてみた。何も答えない。

 今日新しく掲げられた横幕。「大浦湾の生物多様性が、さまざまな不治の病を治せるかも!新型コロナも、エイズも、癌も、その他…」生物多様性とはそういうことなのだ。

「世界にも類のない生物多様性に富む辺野古・大浦湾を、人殺しのための軍事基地建設のためにつぶすな!」

 

 

 

 

 

 

 テントで、私も毎年愛用している森住卓さんの写真カレンダー(¥1000)を販売していた。売り上げは、辺野古の闘いにカンパされる。

やまぬはぎーねー、うみんはぎーん(海が禿げると、海も禿げる)」「山は海の恋人」と同じ意味のことば。まさに、大浦湾の生物多様性は、山原の豊かな森から流れ込む8つの河川がもたらす。森住さんの写真は、その山原の海と山の自然の豊かさを伝えてくれる。

 

 辺野古の新基地建設阻止の闘いは、それこそ私たち自身の命を守る闘いなのだ。だから今日も座る!

 

 

2020年10月29日リンクURL

あれから25年「SACO合意を問う!」③ 玉城知事に要請と激励

  記者会見の後、女性たちは同じ趣旨で玉城デニー知事に面談を求め、激励と要請を行った。

 

 辺野古の設計変更申請やコロナ禍など同時緊急な難題をいくつも抱えて超多忙な玉城知事、退庁時間を過ぎた午後5時20分から15分間と言う短い時間で要請に対応した。

 女性たちは、『「SACO合意」の「負担軽減」に、沖縄県民が期待したのは、第一に米軍の駐留規模の削減、撤退であった。それは、米軍人軍属の犯罪はじめ、爆音被害・ 演習事故・環境汚染の減少につながるからだ。ところがこの25年間、日米両政府は、米軍規模の削減、撤退を明らかにしないどころか、逆に、復帰後沖縄県に対し開示してきた米軍陸 ・海・空・海兵隊の駐留規模すら、2011年を最後に、現在に至るまで明らかにしていない。また、 25年間、女性への性暴力事件が止むことはなく、さらに米軍基地から発生する事件事故・環境汚染は増加の一途をたどっている。負担軽減の名のもとに、日米同盟の強化が進んでいる。県はしっかり検証して対処してほしい」と要請、知事の労をねぎらうとともに、「頑張ってください!」と、激励した。 

 玉城知事は「米両政府に協議の場を設けるよう求めていると説明、「県としてもどれだけ負担軽減になっているか、基地強化につながっていないか、しっかり検証したい」と応えた。

 15分後、玉城知事は「また仕事に戻ります」と、席を立った。

 

2020年10月27日リンクURL