大浦湾の生物多様性が 様々な不治の病を治せるかも! ~ 今日(10月28日)の辺野古

 7:00発の辺野古行きバスに乗るため自宅からバス停まで25分ほど歩く。秋風とともに、日々少しずつ辺りが薄暗くなってきた。日中はまだ30度近いが、南国沖縄も季節の移ろいを感じる。 

 高速道路を走るバスの窓から中城湾に昇る朝日がまぶしい。衣替えした空の秋雲が、羽を広げた鳳凰のようにも、火の玉をくわえた龍のようにも見える。 

「さあ!今日も元気に座り込むぞ!」と気合を入れつつも、宮古、石垣にコロナ視察に行った自民党県議団が、クラスターを起こし、また増え出したコロナ感染者に、県は「コロナ注意報」を発令した。「抗議行動の現場からコロナ感染者を出してはならない」と、感染予防に最大限の注意を呼び掛ける。 

 

 「その手錠、ここで必要なの?私たちは犯罪者?」と聞いてみた。何も答えない。

 今日新しく掲げられた横幕。「大浦湾の生物多様性が、さまざまな不治の病を治せるかも!新型コロナも、エイズも、癌も、その他…」生物多様性とはそういうことなのだ。

「世界にも類のない生物多様性に富む辺野古・大浦湾を、人殺しのための軍事基地建設のためにつぶすな!」

 

 

 

 

 

 

 テントで、私も毎年愛用している森住卓さんの写真カレンダー(¥1000)を販売していた。売り上げは、辺野古の闘いにカンパされる。

やまぬはぎーねー、うみんはぎーん(海が禿げると、海も禿げる)」「山は海の恋人」と同じ意味のことば。まさに、大浦湾の生物多様性は、山原の豊かな森から流れ込む8つの河川がもたらす。森住さんの写真は、その山原の海と山の自然の豊かさを伝えてくれる。

 

 辺野古の新基地建設阻止の闘いは、それこそ私たち自身の命を守る闘いなのだ。だから今日も座る!

 

 

2020年10月29日リンクURL