米兵による女性殺害 追悼・抗議集会に向けて 女性たちが記者会見

 「彼女」は 「わたし」だったかもしれない 去る4月13日に北谷町で起こった米海軍兵による女性殺害事件。こうした事件が起こるたびに沖縄の女性たちの胸によぎる思い。

  島の四分の一以上を米軍基地に占拠され、基地の周辺でひしめきあって暮らす住民をしり目に、米兵はいつでどこでも自由に闊歩できる理不尽。彼らは、戦場で人を殺すことを求められ、訓練される。そんな中で、県民は誰でも被害者になりうる、ということである。

 そんなことが、いつまでも許されていいはずがない。事件が起こった北谷町の人たちと県内の女性たちが結束して、追悼と抗議の集会を開く。

<今回中心になって、集会の準備を進めてきた北谷町の皆さん>

 記者会見で女性たちは「住民が協力し合ってパトロールなどを強化している中で、またもこのような事件が起こったことに衝撃を受けている」「もっと安心して暮らしたい。安心して子育てができる社会であってほしい」「事件事故が起こるたびに再発防止策が言われるが、全く有効性が認められない。日米両政府の責任で、有効な再発防止策を!」と訴えた。

※玉城デニー知事、野国昌春北谷町長も出席の予定

 

2019年5月31日リンクURL