「太古の系譜をどう受け継ぐか」もろさわようこさんと語る会

女性史研究家・もろさわようこさんは、1972年、自身の生き方に迷い、さまようように訪れた沖縄で、「女性史の原点」に出会った。命懸けで平和を願い人々の安寧と健康を祈る沖縄の女性たちの姿、それが祭政一致のいにしえの姿を残した島々の祭祀(うやがんやイザイホー)だった。

その姿は、いま新基地建設に反対して高江や辺野古に命がけで座り込む沖縄の女性たちにオーバーラップするという。

今年2月、94歳を迎えたもろさわようこさん、念願だった友人の写真家・故上井幸子さんが宮古島の秘祭「うやがん」を写した「写真集・太古の系譜」を出版した。

なぜいま「太古の系譜」なのか?「半世紀近く沖縄と関わり続けてきた総決算、遺言と思って下さい」と、明日3月3日、出版記念会をひらく。

 

 

 

 

 

2019年3月2日リンクURL

県民投票ニュース 第21号 ~ 世界も、全国も注目した県民投票

県民投票の結果を受けて、特に県外、外国の友人知人から「よかったね」「ありがとう」「感謝!」などの祝福やねぎらいのメール、おたよりをたくさんいただきました。特に私が何かをしたわけではないのに、です。皆さんが我ことのように喜んでくれました。

こちらこそ、多くの方々からいただいた物心両面にわたる多大な支援に感謝いたします。

<県外の友人からいただいたはがきです↑>

 

<県民投票連絡会ニュース21号>

2019年3月1日リンクURL

改めて民意は示された ~ 直ちに工事を中止せよ!今日(2月27日)の安和桟橋

国は、県民投票の圧倒的な民意をも無視、埋め立て工事を止めようとしない。

水曜日集中行動日(27日)、朝日を浴びながら安和に向かった。昇る太陽がいつもより大きく赤く感じられた。

安和に着くと、桟橋には大型の運搬船が横付けされ、ベルトコンベアーで赤土を積み込む作業が、すでに始まっていた。

ゲートでの抗議行動も始まっている。

県民の反対の声を無視し続ける安倍政権に、怒りで胸がはちきれそうになる。「民意は示された!、違法工事は直ちに止めろ!」抗議行動の指揮をとる山城博治さんの声が、スピーカーを通して新緑が芽吹き始めたやんばるの山々にこだまする。

抗議する人々に挑むかのように、大型ダンプトラックがゲートに突っ込んでくる。積んでいるのは赤土、しかもほとんどが違法な積載オーバー。本来ならこれらの違法を取り締まるはずの警察に誘導されて…。

前日からの積み込みで土砂がいっぱいになったので、離岸しようとする運搬船を、カヌーチームがアンカーにしがみついて、出港を止めている。

ゲート前から移動して、みんなで海上のカヌーチームへ声援を送った。

カヌーチームが1時間近く頑張って離岸を引き留めていたが、海保に拘束され、やっと桟橋を離れてい行く運搬船。船の真ん中にとんがり帽子のように突き出ているのが積み込まれた赤土。

カヌーチームの一人が海での抗議行動の状況を報告してくれた。海上ではさらに次の運搬船が桟橋に接岸するのを、抗議船とカヌーチームが、引き続き阻止行動を続けているとのこと。

陸の私たちも、ゲート前に戻ってトラックを止めるこぎ行動を続けた。

この日は稲嶺進、高里鈴代オール沖縄共同代表が二人そろって抗議行動に参加し、みんなを勇気づけた。

2019年2月28日リンクURL