「太古の系譜をどう受け継ぐか」もろさわようこさんと語る会

女性史研究家・もろさわようこさんは、1972年、自身の生き方に迷い、さまようように訪れた沖縄で、「女性史の原点」に出会った。命懸けで平和を願い人々の安寧と健康を祈る沖縄の女性たちの姿、それが祭政一致のいにしえの姿を残した島々の祭祀(うやがんやイザイホー)だった。

その姿は、いま新基地建設に反対して高江や辺野古に命がけで座り込む沖縄の女性たちにオーバーラップするという。

今年2月、94歳を迎えたもろさわようこさん、念願だった友人の写真家・故上井幸子さんが宮古島の秘祭「うやがん」を写した「写真集・太古の系譜」を出版した。

なぜいま「太古の系譜」なのか?「半世紀近く沖縄と関わり続けてきた総決算、遺言と思って下さい」と、明日3月3日、出版記念会をひらく。

 

 

 

 

 

2019年3月2日リンクURL