サンゴ訴訟即日結審 ~ デニー知事 地方自治の破壊と訴える

 辺野古新基地建設のためのサンゴ移植をめぐって沖縄県が国を訴えた「サンゴ訴訟」の初公判(口頭弁論)が、昨日(20日)福岡高裁那覇支部で行われ、県民およそ100人が結集して、知事支援する集会を開いた。

 主催者あいさつに立ったオール沖縄会議・高里鈴代共同代表は「サンゴの移植はどの専門家に言わせても、移植は成功しない、無理と言われる。負けるはずのない裁判、勝利に向けて闘う」と強調した。

 弁護団の加藤弁護士は「サンゴ移植は(軟弱地盤、県の埋立て不許可などで)できない工事を前提にしており、許可できるはずがない。速やかに許可しろという農水大臣の関与は、地方自治を破壊するものだ」と強調した。

 予定時間より少し遅れて姿を見せた玉城デニー知事。「農水大臣が県の決定の前に早く許可しろ!と命令するのは、地方自治の破壊。辺野古の海は、県民の命と暮らしを守る大事な宝、県民にとっていかに大切なものであるかを、しっかり訴えたい」とあいさつした。いつもの笑顔は、マスクに隠れてみることはできなかった。

 集会の会場となった裁判所前の城岳公園には、市民100人余が結集し、知事にエールを送った。

 裁判は午後2時から開始され、知事、国それぞれの口頭弁論が行われ、即日結審となった。

 判決は来年2月に出る予定で、どちらが勝っても上告し、裁判はさらに続くとみられる。

 

 

 

2020年11月21日リンクURL

辺野古の海に生コンはいらない! ~ 今日(11月18日)の辺野古

 

 また夏が戻ってきたような陽気の今日の辺野古。沖縄は、コロナの感染拡大も止らない。

 抗議行動を束ねるオール沖縄会議は、改めて県外からの参加自粛を呼びかけている。

 それでも工事は止まらないので、最大限の予防対策をとりながら、今日もゲート前に座り込む。

 

 坐りこむと同時に気が付いたのは、真向かいの基地の中で動き出した重機。何やら工事が行われているらしい。条例で定められた名護市との協議を無視して、美謝川のボーリング調査が始まったとみられる。

 濃厚接触を避けるため、ごぼう抜き(強制排除)ぎりぎりのところまで粘り、自ら立ち上がるというそれぞれの工夫で、機動隊との攻防が繰り広げられる。

 今日も、機動隊に囲まれながら最後まで粘る文子さん。

 辺野古の海に生コンはいらな~い!」基地の中に入って行く生コン車の行列に、人々の抗議の声が響く!

 毎週水曜日に辺野古へいらっしゃるダグラス・ラミスさんは、元海兵隊員でベトナムで闘った経験をお持ちの沖縄在住米国人。米大統領選挙について、「トランプ大統領は選挙に不正があったとして、いまだに負けを認めていない。トランプ支持者たちがクデターを起こすかもしれないという不穏な動きもあるという。しかし、3日前、米軍のトップが記者会見をして、”我々軍人は無謀な指揮者に従うと宣誓して軍人になったわけではない”と言った。つまりトランプ側の味方にはならないということ。

 だけど、辺野古のことではバイデンさんに、あまり期待しない方がいい。トランプ大統領は外国の基地は撤退する方針だったが、バイデンさんは日米同盟は強化の方向である」

 

 いつもは正午の2回目の座り込みの人数が一番多く、3時の三回目には、午前中で帰る人もあってかなり減ってしまうが、今日は減った分以上に午後から参加する人たちがいて、最後まで減ることがなかった。

 「辺野古の海に  生コンはいらな~い!!!」

<追記>

 18日の琉球新報は、辺野古新基地工事関係者に6人目の感染者が出たと報じた。防衛局は、それでも工事は止めないという。

 

 

 

 

2020年11月18日リンクURL

辺野古関連裁判のお知らせ ~ ①辺野古住民訴訟   ②サンゴ採捕「関与取り消し訴訟」裁判支援集会

 お知らせ①

辺野古新基地建設・埋め立てを止めよう! 自然と暮らし、平和を守ろう!

国の[違法]を許さない!住民の訴訟

第8回口頭弁論に結集を!

 辺野古・大浦湾沿岸住民15人が原告となり、沖縄県の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通大臣の裁決の「取り消し」を求めた訴訟(昨年1月29日提訴)は、これまで7回の口頭弁論を経て、いよいよ最終盤に入りました。

 4月13日、那覇地裁(平山馨裁判長)が、原告のうち大浦湾沿岸に住む11人を「原告適格なし」として却下する一方、辺野古・豊原に住む4人については「原告適格」を認める決定をしたのを受けて、第6回口頭弁論からは4人を原告として裁判が続けられています。前回口頭弁論において原告・弁護団は、軟弱地盤の存在をはじめ沖縄県による埋め立て承認撤回の正当性を主張し、国交大臣の判断の違法・不当性を明らかにしました。軟弱地盤が見つかった以上、手続きをいったんゼロに戻して再アセスが必要なことは自明の理であり、裁判所も4月の決定の中で、大浦湾の軟弱地盤改良工事について改めて環境影響評価を行うべきとの見解を示しています。

 今回はこれに対する国側の反論(=国交大臣の裁決は正しい)が出る予定ですが、国がどんな「言い訳」をしてくるのか、しっかり見届けましょう。沖縄防衛局の設計概要変更申請に対する意見書が内外から2万件近くも寄せられ、沖縄県を勇気づけています。本裁判の勝利はそれをさらに後押しするものとなるでしょう。コロナ感染予防対策をしつつ、第8回口頭弁論に多くのご結集を呼びかけます。

 日時 : 11月19日(木)

   13:15 那覇地裁前 城岳公園集合    

  13:30 傍聴整理券配布(配布にならない場合もあります)

  14:00 第8回口頭弁論(那覇地裁101号法廷)

         ※終了後、報告集会(城岳公園)  

訴訟原告団(団長・東恩納琢磨 連絡先:090-4409-1682田仲)/辺野古弁護団

 

 お知らせ②

 

 辺野古の新基地建設に関連して、防衛局が出したサンゴ類の移植のための特別採捕許可申請について、沖縄県が農林水産大臣が「早く許可をせよ」という是正の指示を出した。

 県はそれをおかしいと、国地方係争処理委員会に審査を申立てたが、国地方係争処理委員会は「是正の指示は違法ではない」と国寄りの判断を出した。沖縄県は、国地方係争処理委員会の判断を不服として裁判に訴え、その是非を争っている。 

 「希望の海」「亜熱帯の奇跡」と言われるほど生物多様性に富んだ辺野古の貴重なサンゴを破壊する新基地建設は許されない。

 玉城知事を支え、裁判勝利に向けて県民の声を届けよう!裁判支援集会への結集を呼びかけます。

 

 

 

2020年11月14日リンクURL