目取真俊さん釈放!

一日、辺野古沖での抗議活動中、軍警に拘束され、
刑特法違反で海上保安庁に引き渡された辺野古ブルー・カヌーチームのリーダー・目取真俊さん(芥川作家)は、昨夜7:30分、処分保留で釈放された、ということです。

カヌーチームのリーダーとして活動する目取真さん

<カヌーチームのリーダーとして活動する目取真さん(15年6月5日>

米軍雇用の警備員、腰には常時ピストルを携帯

米軍雇用の警備員、腰には常時ピストルを携帯

報道によると、「いつも抗議行動を行っている海域で活動をしていたのに、なぜ逮捕されたのかわからない。仲間の一人が、軍警に拘束されそうになったので、助けに駆け付けたら、軍警に陸のほうへ引っ張りこまれ、拘束された」と、目取真さんは語っている。

これは、昨年、山城博治さんが拘束されたときと全く同じ手法で、挑発し立ち入り禁止区域に引きずり込み、逮捕するという不当拘束。

しかも、肌寒い中、濡れた体のまま8時間も基地の中で拘束が続き、弁護士との接見も認められなかった。
海保に移されてからも、駆け付けた弁護団が長時間待たされ続け、「憲法違反、人権侵害」と強く抗議したため、やっと接見が認められた。

この間、辺野古ゲート前、海上保安庁前では、「仲間を帰せ!」と、市民の抗議行動、抗議集会が続けられていた。

海保と闘う                       海保に立ち向かうカヌー

活動中の辺野古ブルー・カヌーチーム

活動中の辺野古ブルー・カヌーチーム

今回の「逮捕」の状況については、目取真さんがご自身のブログ「海鳴りのの島から」で、詳しく書いていらっしゃいます。

http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/98acd3f27165c77fb5742ee06aac3977

2016年4月3日リンクURL

辺野古ブルー・カヌーチームメンバー拘束される~4月1日の辺野古

今日は穏やかな一日でありますように!と祈りつつ通うゲート前だが、いつも必ず何かが起こる辺野古。
今日はカヌーチームの主要メンバー目取真俊さん(芥川作家)が、辺野古沖で抗議中、軍雇用警備員に拘束、海保に引き渡された。
逮捕の理由は立ち入り禁止区域に侵入した疑いで、刑特法違反という名目。

(しかし、目取真さんなら転んでもただでは起きない。権力の不当性を実体験として、持てる筆の力で暴露してくれることだろう。もしかしたら目取真さんと知らずに拘束した軍警、引き渡された海保は、今頃”しまった!”と思っているかもしれない)

ゲート前では、「不当拘束許さない」「仲間を帰せ!」と抗議の声を上げた。

不当拘束許さない!仲間を帰せ!

不当拘束許さない!仲間を帰せ!

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今日も武装した米兵が戦闘車両で演習のため激しく出入り、
抗議の市民が、一時ゲートを封鎖して基地から出てくる軍車両を止めたため
機動隊が出動し規制を行った。DVC00011.JPG

 

座り込みテントの前では、今日も歌あり、踊りあり、トークありの集会風景が繰り広げられた。

DVC00010.JPG ゲート前を担うのは7割近くが女性たち。

元気はつらつ ビバ!(美婆)軍団

元気はつらつ ビバ!(美婆)軍団

自称”美女軍団”に対抗して、「私たちはビバ!(美婆)軍団」と元気いっぱいの年配組。
さすが!辺野古ファッションも年季が入っていて洗練度も高いです。

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2016年4月1日リンクURL

戦争ができる国になったニッポン~安保法施行

27日には東京代々木公園で3万5千人、
29日には国会前で3万7千人の他、全国各地で安保法の廃止を求める集会が行われた。

沖縄でも、昨日・29日、県庁前の県民広場で、250人が「安保法廃止」の怒りの声を上げた。

沖縄タイムス 

沖縄タイムス・30日(クリックすると画面が大きくなります)

 

憲法普及協議会会長の高良鉄美・琉大教授は「憲法違反だといわれているのにどうして施行できるのか。明治憲法は天皇主権で、天皇の戦争責任が問われたが、今度もし戦争になったら、その責任は主権者の国民に向けられる」と訴えた。

会場の参加者からは、「また沖縄が標的になる」と、不安の声が上がった。

奇しくもこの日、与那国島では、復帰時以来初めての新しい自衛隊基地が始動し、沖縄島軍事要塞化の足場固めが着々と進む。

狙われた過疎の島は、これで自衛隊員が町の人口の15%を占め、地域コミュニティへの影響や政治バランス、自治が失われると懸念されている。

春・花の季節だというのに、どこを向いてもきな臭いにおいと戦争の足音が響てくるニッポン。

 

2016年3月30日リンクURL