戦争ができる国になったニッポン~安保法施行

27日には東京代々木公園で3万5千人、
29日には国会前で3万7千人の他、全国各地で安保法の廃止を求める集会が行われた。

沖縄でも、昨日・29日、県庁前の県民広場で、250人が「安保法廃止」の怒りの声を上げた。

沖縄タイムス 

沖縄タイムス・30日(クリックすると画面が大きくなります)

 

憲法普及協議会会長の高良鉄美・琉大教授は「憲法違反だといわれているのにどうして施行できるのか。明治憲法は天皇主権で、天皇の戦争責任が問われたが、今度もし戦争になったら、その責任は主権者の国民に向けられる」と訴えた。

会場の参加者からは、「また沖縄が標的になる」と、不安の声が上がった。

奇しくもこの日、与那国島では、復帰時以来初めての新しい自衛隊基地が始動し、沖縄島軍事要塞化の足場固めが着々と進む。

狙われた過疎の島は、これで自衛隊員が町の人口の15%を占め、地域コミュニティへの影響や政治バランス、自治が失われると懸念されている。

春・花の季節だというのに、どこを向いてもきな臭いにおいと戦争の足音が響てくるニッポン。

 

2016年3月30日リンクURL