すべての基地を撤去せよ!~女性たちが怒りの記者会見

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「財布も持たず、気軽にウオーキングに出かけた自宅近くで、こんな残忍な目に合うなんて、もはや沖縄にはどこにも安全な場所はない。いますぐ沖縄からすべての基地を撤去して!」

県内20数団体の女性たちが、怒りと抗議の記者会見をした。

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被害女性と同世代の玉城愛さん(シールズ琉球)は、「もしかしたらそれは私だったかもしれない、私の姉妹、母だったかもしれない、私の友人たちだったかもしれない」と、涙をこらえながら被害女性の想いに自ら重ね、同世代として「これからの人生に実現させたい夢もあったでしょう」と、こみ上げる怒りに声を震わせた。

一体いつまで沖縄の人たちの命、人権、人としての尊厳を、日米同盟の生贄に晒し続けるのか、改めて日米両政府への怒りがこみあげてくる。

DVC00024.JPG                  <5月21日 沖縄タイムス朝刊>

昨日は、宜野湾市の米軍司令部前で、二つの抗議集会が、また辺野古のゲート前でも基地に出入りする米軍車両を止めて怒りと抗議の声を上げた。

 

なお、女性たちを中心に明日午後2時から軍司令部前で、追悼と抗議の集会を行う。

追悼、抗議集会

2016年5月21日リンクURL

平和学習ツアー IN 渡嘉敷島 

5・15平和行進に参加した高知県平和運動センターのみなさんは
毎年、渡嘉敷島に平和学習で訪れる。
その案内役(ガイド)を、ここ十数年務めさせていただいている。

今年も16日、4人の方が、参加してくださった。

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高知の皆さんが、平和学習の地に渡嘉敷島を選んでくださる理由は
去る沖縄戦の三大特徴のうち「集団自決」と「慰安婦」問題が
ここ渡嘉敷では学べるからである。

DSCN1473                  <集団自決地の碑>

DSCN1506                   <特攻艇秘匿壕>

DSCN1475 日本軍に接収され、慰安所にされた家。当時は美しい赤瓦の家だった。ここに朝鮮半島から連れてこられた7人の女性が「慰安婦」として、日本軍の性奴隷にされた。

DSCN1481                           <アリランの碑>

<※渡嘉敷島の「慰安所」については、ここでは詳しく述べられないので、機会を改めて紹介したい>

DVC00009.JPG                      <雨にけむるとかしくビーチ>

この日沖縄地方は梅雨入りとなり
滝のような大雨の中、島をめぐり、集団自決の現場や慰安所、アリランの碑などを訪ね、島の歴史や文化を学びながら、海と山に育まれた豊かな自然を満喫しました。

DVC00003.JPG      <雨で寒かったので、海水浴はあきらめ、拾った貝殻でビーチクラフトを楽しむ>

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2016年5月17日リンクURL