辺野古抵抗の歌⑧ ~ 静かな 空を返して

さんしんの日に辺野古・ゲート前で歌った沖縄オペラ界の大御所・知花賢招さん。嘉手納で生まれ育ち、現在うるま市にお住いだそうです。毎日頭上を飛び交う米軍機の騒音に、あるべき暮らしを壊される日々。日本とアメリカという二大国の理不尽な国家エゴに翻弄される故郷・沖縄への思いを歌に託して熱唱されました。

<静かな 空を返して>

                        作詞、作曲:知花賢招

1,  静かな 空を返して   夢をこわさないで
静かな 空を返して    愛をこわさないで
鳥の声を       風の歌を
返してほしい     静かな空へ

2.  静かな夜を返して   夢を奪わないで
静かな眠りを返して  愛を奪わないで
眠りについた     子どもたちへ
子守唄が       唄えるように

3.静かな願いかなえて  今を奪わないで
静かな願いかなえて  命 奪わないで
自由な空を      静かな空を
返してほしい     私たちのもとへ

 

 

2018年3月6日リンクURL

さんしんの日の辺野古~文化は武器に勝る

さんしんの日の今日(3月4日)、辺野古ゲート前でも、沖縄文化の象徴である歌・三線の音色が、基地の金網を軽々と超え、世界を結ぶ海や空に、高らかに鳴り響いた。

いつもは機動隊との対峙で、怒りと緊張感で張り詰めたゲート前も、今日は文化の香りが馥郁と立ちのぼった。

第一部は、沖縄のオペラ界の大ベテラン・知花賢招さんのミニ・コンサート。

知花さんは、嘉手納生まれの嘉手納育ち。オペラの名作他、宮良長包作品をいくつか歌った後、自作の「辺野古の海と陸」「静かな空を返して」を紹介した。

第二部は、さんしんの日本番。ラジオの正午の時報に合わせて、県内だけでなく、全国、世界の三線愛好家の人たちが声をそろえて「かじゃで風」を弾き歌った。

続いて、踊りや古武道など沖縄の伝統芸が披露された。

古典舞踊「かじゃで風」

創作舞踊「加那よー」

  「古武道・棒術」

琉球王朝時代に武器を禁じられた沖縄の先人たちは、武器の代わりに護身術として、空手などの武術を編み出した。それが古武道として今に伝わる。

  およそ150人超の人たちが、さんしんの日の辺野古を楽しんだ。

2018年3月5日リンクURL

山城博治さんたちの無罪を求める署名活動にご協力を

高江のヘリパッド建設、辺野古の新基地建設反対運動の中で、不当な逮捕、拘留そして裁判にかけられた山城さんら3人の判決が、来る13日に言い渡されるます。

あまりにも理不尽なこの裁判を弁護団は「沖縄平和運動弾圧裁判」と名づけました。
これは、沖縄の反基地の闘いを潰すために仕組まれた安倍政権による政治弾圧以外の何ものでもありません。世界も注目しています。

三人の無罪を求める署名にご協力をお願いします。

第一次集約ですでに60万筆が提出されていますが、3月9日の最終集約まで全力で取り組んでいます。

ネット署名も可能です。下のホームページからお願いします。(米国の軍事基地に対する連合 http://noforeignbases.org/about/)

このホームページには、下記のように書かれています。

沖縄反政府武装勢力の逮捕者に対するすべての罪を棄却する嘆願 

世界の市民であり、平和と人々の人権と民主的権利を擁護する人々として、私は、山城博治氏と稲葉浩、添田充啓両氏に対するすべての罪状を棄却し、沖縄の人々を沈黙させようとする多くの米軍基地の故郷を撤去するための彼らのただの探求に止められた。

柴田寿宏那覇地方裁判所判事殿別所浩郎国連大使殿佐々江賢一郎在米アメリカ大使館特権全権大使殿

地球市民としてして平和と人権、民主主義を擁護する者として、私は山城博治さん、ならびびに共に被告とされている稲葉博さん、添田充啓さんに対するすべての起訴を取下げ、沖縄の人々がふるさととの地に数多く存在する米軍基地撤去を求めて行っている正当な行動に封じ込めをやめるように要求します。

ニューヨークでも去る24日、山城さんらの無罪を訴えるデモ行進が行われた。

2018年3月1日リンクURL