ほんものの柿

関東に住む友人が
庭に実ったを、送ってくれた。

 

一個ずつ丁寧に包まれ、箱にぎっしりと詰められている。

たまたま来合わせた妹が

一つひとつ包みをほどきながら 「風情があるね」と言った。

 

「趣がある」と、私も感じていたところだった。

 

私の手のひらで包めるほどの小ぶりだけど、いや、だからこそ

庭の木に実っていた様子が想像できて、風情を感じる。

愛おしくて、そっと両手に包んで 抱きしめた。

 

スーパで買う柿は、確かに大きくて立派だけど

どこか作り物のような嘘っぽさを感じてしまうのは、私だけだろうか。

 

妹の孫たち(6才と4才、男の子)が、しっかり食べた上で、

「パパとママと僕たちの分」と、ちゃっかり8個も持って帰ったのに、

まだこんなにたくさんある。

これが ほんものの柿だ!

亜熱帯の沖縄に柿は実らないから

食卓に山盛りの柿なんて、

あり得ない光景なのだ。

 

豊かな気持ちが、

身体の芯から湧いてきて

胸が温かくなった。

 

○○さん!ほんものの柿をありがとう!!

 

 

2012年11月4日リンクURL

ブログを移転しました

都合により閉鎖中だったブログをこちらへ移転しました。

 

前ブログの過去記事も 一部引き継ぎ見られるようにしました。

 

新ブログは、沖縄から平和のメッセージを中心に

うちなぁ的つれづれをつづって参ります。

引き続きご愛読よろしくお願いいたします。

 

よろしくネ!

 

 

 

 

2012年10月24日リンクURL

月桃(げっとう)の花咲く頃 ②

沖縄の人々に愛され、優れものの月桃ですが、寂しいイメージもあります。

 

 

この花の季節が、

ちょうど沖縄戦で人々が、
命からがら戦場を逃げまどった頃に重なるからです。

  

砲弾が雨あられと降る野や山で、

それでも梅雨にうたれながら咲いている月桃に
誰も心を寄せる余裕はなかったと思いますが

 

 

 

 

戦後、一家全滅し、香炉を並べる小さな祠だけが、ぽつねんと置かれた民家の庭で
風に揺れている月桃を見つけて、歌をつくった人がいました。

 

 

 

月桃(げっとう)
                            作詩:作曲:海勢頭豊

 

1)  月桃ゆれて 花咲けば
   夏のたよりは南風
   緑はもえる うりずんの ふるさとの夏

              2) 月桃白い 花のかんざし
                 村のはずれの石垣に
                 手にとる人も今はいない ふるさとの夏

                              3) 摩文仁(まぶに)の丘の 祈りの歌に
                                 夏の真昼は青い空
                                 誓いの言葉 今もあらたな ふるさとの夏

 

4) 海はまぶしい 喜屋武(きゃん)の岬に
   寄せくる波は 変わらねど
   変わる果てない 浮き世の情け ふるさとの夏

               5) 6月23日 待たず
                  月桃の花 散りました
                  長い 長い煙たなびく ふるさとの夏
                  
                                 6) 香れよ香れ 月桃の花
                                    永遠に咲く身の花ごころ
                                    変わらぬ命 変わらぬ心 ふるさとの夏

 

 

 

 平和のメッセージを発信し続ける
シンガーソングライター・海勢頭豊さん。

 

本来はクラシックギターの名奏者で

沖縄をテーマにした話題のオペラを幾つも創作している他、ラジオやテレビ番組のテーマ曲などもたくさん作曲しています。

 

 

 

沖縄だけでなく、沖縄に心を寄せる多くの人たちに愛される

海勢頭豊さんの代表作の一つ『月桃』は
県民の愛唱歌として、

いろいろな場面で歌われています。

 

 

 
すてきなメロディをお聴かせできないのが残念ですが…。

(興味のある方は、CDになっています)

 

 

 

2012年5月1日リンクURL