オブジェ・崩れゆく安倍政権~今日(1月22日)の辺野古

今日も冷たい雨の中、
4回+1のごぼう抜きに晒された。

DVC00045.JPG

前日・前々日は集中行動日で、350人、480人と集まったため、工事車両の進入はシャットアウトされた。「その反動で今日はいつもの3倍の工事車両が入るかもしれない。また機動隊の対応も暴力的になる可能性がある」として、参加者に注意が呼びかけられた。

予想したとおり、いつもより30分以上もはやく6:50に第一回目の強制排除(ごぼう抜き)が行われた。二回目は9:30、

三回目に備えて座り込み565日目にして初めて、ゲートにバリケードを築く。

11:20、バリケードが出来上がるとほぼ同時に機動隊が押し寄せてきた。40~50個のブロックを鎖やビニールのロープでつなぎ合わせただけのにわかバリケードだったが、人々を担ぎ出した後このバリケードを片付けるのに機動隊は余分に15以上の時間を取られた。

一回目 9:30

すぐにバリケードを再構築、誰かがオブジェ「崩れゆく安倍政権」と命名!14:30、四回目の座り込み排除のために人々を取り囲んだ機動隊に対し、ゲート前行動のリーダー・山城博治さんは言った。「崩れゆく安倍政権と名の付いたオブジェを機動隊の君らが取り崩していいのか?皮肉だな!」

2回目「崩れゆく安倍政権」と命名される

「崩れゆく安倍政権」と命名される

アベビンタカボチャに続く傑作

<アベビンタカボチャに続く傑作>

DVC00019.JPG

取り払われたブロックは機動隊隊長の命により2~300メートルほど離れたメインゲート前の座りこみテントの前まで運ばれた。それでもめげずにさらに多くのブロック、木材、ビニールの網などを集め、さらに強固なバリケードが築かれた。

ここで山城博治さんが提案、「今度機動隊が来たら、我々は座り込むのをやめよう。そして彼らがこのバリケードをどんな顔して片付けるのか 、みんなで見学しよう!」

<三回目 花も添えて>

< 花も添えて>

しかし、こちらの作戦を感知したのか、機動隊はなかなかやってこない。ついに抗議集会の終了時刻16:00を過ぎてもこないので、みんなで記念撮影。4:10に解散

機動隊がなかなか撤去に来ないので、みんなで記念撮影

<機動隊がなかなか撤去に来ないので、みんなで記念撮影>

16:20、やっとやってきた機動隊は、基地から出てくる工事車両を通すために、バリケードを黙々と排除。二十数人残っていた市民たちは、道路反対側からしっかり見学させてもらった。DVC00001.JPGDVC00003.JPG

2016年1月22日リンクURL

怖~い話ー保育園児に教育勅語

1月14日付の日刊ゲンダイに こんな怖~い話が…

園児に教育勅語

このような状況は沖縄だけでなく、全国各地でじわじわと広がっているという。まさに戦前の様相。

熾烈な選挙戦が繰り広げられている宜野湾市長選挙、「辺野古は国防の問題、一地方の選挙で左右されない」とうそぶいた安倍総理だったが、先日自民党役員を集めて「安全保障政策にかかわる重要な選挙。全力を振り絞って宜野湾市長選を支援するよう」ハッパをかけたという。いつもながらすぐばれる嘘をつき、ばれても平気な人である。

昨日は、地元新聞に「宜野湾市長選応援!小泉進一郎来る」の一面広告を掲載している。膨大な人も金もつぎ込んで国家権力総がかりで沖縄つぶしにかかっている。

2016年1月20日リンクURL

今日(1月15日)の辺野古~ますます暴力化する警視庁機動隊の過剰警備

今年初めての辺野古。
早朝6時過ぎには、警視庁機動隊もスタンバイ、300人近い体制がとられているとのこと。

続々と警察車両

<基地の中へ 続々と警察車両>

座り込む県民に対する警視庁機動隊の過剰警備の状況が、
新年になってますます凶暴化し、前日も70代の女性が救急車で運ばれている。

<弾圧に抗議>

<弾圧に抗議>

DVC00042.JPG

12月までは、工事車両が基地内へ入るのは、出勤時の朝7時過ぎの一回がほとんどだったのに対し
正月休み明けは、一日に3~4回も入るようになった。
そのたびに非暴力でゲートに座り込む県民の強制排除(ゴボウ抜き)が行われ
激しい攻防戦の中でけが人や逮捕者も出ている。
15日は私自身、5回もごぼう抜きに合い、さすがにへとへとになった。

DVC00034.JPG

しかも、カメラを構えていたら、後ろから襟首をつかまれて、引きずり倒され
打ち所が悪ければ、救急搬送になるところだった。
日々訓練で鍛え挙げられた、機動隊の腕力の強さは強烈だ。

<強制排除に抗議する女性たち>

<強制排除に抗議する女性たち>

スクラムを組んだ腕を引きはがされ、運ばれるときに機動隊の手袋をした手でねじり上げられたため
右手の中指が赤く腫れあがり、曲げると痛みが走る。
こちらは全身の力を抜き、担がれるまま、ただ運ばれるだけなのだが
彼らの手袋には鋲を打ったような固いぶつぶつがついており、強くつかまれたり、こすられたりすると
皮膚がめくれたり、黒いうっ血ができる。

列をなして基地に入っていく工事関連車両

列をなして基地の中へ入っていく工事関連車両を目の当たりにして、悔しさで胸がいっぱいになる。

DVC00016.JPG

DVC00025.JPG

今日はコンクリートミキサーが5台と、かなり立派なコンテナハウスのパーツを積んだ大型トラックが数台、
機動隊に守られて基地の中に消えていった。

DVC00006.JPG

県外から初めてゲート前行動に参加した人(男性)は
「沖縄の人たちが、愛する故郷を守ろうと必死に闘う姿に、涙が止まらなかった」と
目を真っ赤にしながら感想を語った。

辺野古NOの「シムラ予定」候補の総決起大会から

辺野古NOの「シムラ」予定候補の総決起大会から

引き続き、夕方からは17日告示される宜野湾長選挙の総決起大会に参加した。「辺野古は安全保障の問題であり、一地方の選挙には影響されない」とうそぶく安倍総理だが、宜野湾市民だけでなく、沖縄にとって重要な絶対に負けられない選挙である。

2016年1月16日リンクURL