今日も冷たい雨の中、
4回+1のごぼう抜きに晒された。
前日・前々日は集中行動日で、350人、480人と集まったため、工事車両の進入はシャットアウトされた。「その反動で今日はいつもの3倍の工事車両が入るかもしれない。また機動隊の対応も暴力的になる可能性がある」として、参加者に注意が呼びかけられた。
予想したとおり、いつもより30分以上もはやく6:50に第一回目の強制排除(ごぼう抜き)が行われた。二回目は9:30、
三回目に備えて座り込み565日目にして初めて、ゲートにバリケードを築く。
11:20、バリケードが出来上がるとほぼ同時に機動隊が押し寄せてきた。40~50個のブロックを鎖やビニールのロープでつなぎ合わせただけのにわかバリケードだったが、人々を担ぎ出した後このバリケードを片付けるのに機動隊は余分に15以上の時間を取られた。
すぐにバリケードを再構築、誰かがオブジェ・「崩れゆく安倍政権」と命名!14:30、四回目の座り込み排除のために人々を取り囲んだ機動隊に対し、ゲート前行動のリーダー・山城博治さんは言った。「崩れゆく安倍政権と名の付いたオブジェを機動隊の君らが取り崩していいのか?皮肉だな!」
取り払われたブロックは機動隊隊長の命により2~300メートルほど離れたメインゲート前の座りこみテントの前まで運ばれた。それでもめげずにさらに多くのブロック、木材、ビニールの網などを集め、さらに強固なバリケードが築かれた。
ここで山城博治さんが提案、「今度機動隊が来たら、我々は座り込むのをやめよう。そして彼らがこのバリケードをどんな顔して片付けるのか 、みんなで見学しよう!」
しかし、こちらの作戦を感知したのか、機動隊はなかなかやってこない。ついに抗議集会の終了時刻16:00を過ぎてもこないので、みんなで記念撮影。4:10に解散
16:20、やっとやってきた機動隊は、基地から出てくる工事車両を通すために、バリケードを黙々と排除。二十数人残っていた市民たちは、道路反対側からしっかり見学させてもらった。