事前集会に1,000人、翁長知事を激励~辺野古新基地をめぐる裁判

法廷に入る翁長知事を激励しようと、裁判所前の城岳公園で行われた事前集会。この朝行われた高江の抗議集会から、また辺野古のゲート前から、嘉手納基地のゲート前行動から、読谷のトリイステーション前からと、集会のはしごをした人たちも大勢いた。

P1030847   <かりゆしウェアもさわやかな翁長知事>

 拍手に迎えられてあいさつにたった翁長知事。
「大変厳しい道のりではある。これからいくつものハードルを乗り越えなければならないだろうが、県民の民意は大変重い。 現場で闘っている県民の皆さんの思いを受け、皆さんの顔を思い浮かべながら、頑張ってきます」と、さわやかな笑顔を見せた。

P10308401,000人が裁判所に向かう翁長知事に、熱い翁長コールを送った。

異様な裁判 浮き彫り」と、今朝の新聞は伝える。裁判長が、「判決が出たら、それに従うのか」と、翁長知事に質したり、「それは政治的な訴訟指揮だ」と、県側弁護団に批判されて、裁判長自身が長々と釈明をするなど、ありえない光景だったという。翁長知事は、「国の提訴は、地方知事の軽視。民主主義に禍根を残す」と、訴えた。

裁判所は、県側が申請した証人8名全員を却下、たった2回の口頭弁論だけで結審、来月16日に判決が言い渡されることになっている。裁判が始まって判決までたった一か月、これで十分な審理ができるのだろうか?県民の裁判への不信は高まるばかりである。

2016年8月20日リンクURL

今日(8月19日)の辺野古

今日は、辺野古へ行く前にまず「高江」へ向かった。

旧盆休みで、3日間ストップしていたN1地区への工事が、今朝再開される可能性が高く、朝5時集合、6時からの集会に大結集がかけられていたからだ。

高江へ5時に到着するためには、那覇を午前2時には出なければならない。
1~2時間の睡眠で起きる自信がなかったので、結局、出発時刻まで眠らず、本を読みながら時間を調整して那覇を発つことにした。

P1030821

午前5時少し前、集合場所となった東村役場近くの駐車場広場には、すでに50~60台の車が、まるで満月のお月様に見守られるように、停まっていた。

P1030827

5時半、 ここから高江に向かって100台余の車を連ねて行く。
予想以上の集結にひとまずほっとする。

今日は、9時までに辺野古のゲート前に戻らないといけないため、機動隊の県道封鎖で戻れなくなるのを避けるため、集会が行われるN!ゲートから少し離れた場所で、待機していた。

P1030828

P1030829日の出前、やんばるの森が朝靄に包まれ、幻想的な風景が生まれる。

やがて、東の海のほうから朝日が昇ってきた。日の出に向かって、今日の集会の成功を祈る。

P1030832

N1ゲート前に車150台、500名以上が集まり集会が始まったという情報が確認できたので、私たちは折り返して辺野古に向かう。

P1030836775日目の辺野古ゲート前行動。今日は「高江」に重点を置くことになっているので、辺野古は5人からスタート。

人数が少ないとみて、軍警がいつもより威圧的な態度をとってきた。フェンスに張り付けた横幕の文句が気に入らないと振り落とした。こちらが取り付けると、またひもをほどいて落とす。10数分間押し問答が続いた。

P1030835

今日はさらに、午後から翁長知事が国から訴えられている裁判の第2回公判があり、裁判所前で行われる事前集会に参加するため、11時には辺野古を後に那覇へ向かった。

2016年8月19日リンクURL

旧盆 ウークイ(送り火)

 お正月は帰れなくても、お盆は帰省するというのが沖縄の風習。
私も3日間のお盆休みを、故郷・渡嘉敷島で過ごしました。P1030797

 沖縄式の送り火です。P1030799
ウチカビ(あの世のお金)を燃やすことで、お仏壇に供えられたごちそうと共にあの世に送金できるといわれてます。

 お供えも精進料理ではありません。

P1030783

P1030786

P1030785お肉に、魚、かまぼこ、エビ、揚げ豆腐、ゴボウ、しいたけ、田いもと、海の幸、山の幸が満載です。

P1030793お線香も独特です。中国式のようです。

P1030773こちらは、いただいたお中元の品々。

沖縄では、お中元はご先祖様に捧げるもの。従って、お世話になった方々へ、特に職場の上司へなどは贈る習慣はありません。あくまでご先祖様繋がりで贈るので、お仏壇の前に供えられます。

P1030811島のヒンプン・グスクを見ると「故郷に帰ってきた!」という安らかな気持ちになります。

2016年8月19日リンクURL