それぞれの抵抗 ~今日(12月6日)の辺野古

 初日の出のような今日の朝日。暑くなりそうな気配。そういえば最高気温25度の予報だったし。暑くなったり寒くなったりで、巷には風邪ひきさんがあふれている。どちら様も、くれぐれも(暮れだけに)ご用心!


 8時過ぎ辺野古へ到着すると、メインゲート前で、仏教徒の方々が、団扇太鼓を叩きながら祈っていた。私たちが休息しているときも、お昼を食べているときも、13:30に帰るそのときも、平和への祈りは、まだ続いていた。5時間以上だ。頭が下がる。

 

9時20分前、ゲート前に座り込み。今日も、辺野古の一日がスタート。



 全国で沖縄の状況を音楽で訴えてきたプロのミュージシャン・川口真由美さんが4年ぶりに辺野古へ。情熱あふれる歌声がゲート前に響いた。

 正午まえ、今日二度目の座り込み。雨がちらつき、肌寒くなってきた。

 そのときキャンプ・シュワブ上空を二機のオスプレイが旋回飛行しているのが見えた。11月29日に屋久島沖で墜落し乗員8人全員が死亡、「原因がわかるまで飛行を停止しろ!」との県民の強い要求を無視して、事故翌日から沖縄中を飛び回っている欠陥機オスプレイである。。

 それぞれのゲート前、それぞれの抵抗の仕方がある。

 今日は、三回目の搬入が無く、昼食後解散となった。雨が本格的に降り出す前に帰ることが出来て良かったと安堵する。

 メインゲート前では仏教徒の祈りが、まだ続いていた。

 

 

 

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オスプレイの飛行停止を求める緊急抗議集会 ~ 12月4日・沖縄防衛局前

 私は別日程があり参加できませんが、今日沖縄防衛局前で抗議集会が行われる。多くのご参集を!

 

 米軍の発表に合わせて、「不時着水」と言ったり、「墜落」と言い直したり、飛行停止を申し入れても、「正式には聞いていない」と米軍に軽く無視される日本政府。主権国家としての体を成さず、国民にとってはこれほど情けない、頼りにならない状況はない。恐ろしいほどだ。

 

 

 

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「手前みそ」を仕込みました!

 昨年、今年と友人から手作りのお味噌を頂きました。それがとてもおいしくて、市販のお味噌を使った味噌汁が味気なくなり、困ってしましました。そこで今年は彼女のお味噌づくりの仲間に入れてもらい、手前みそづくりに挑戦しました。

 味噌づくりは二日がかりです。JA糸満の婦人部の方の指導のもと、まず炊いたお米に麹菌を混ぜて二日間寝かせ、米糀をつくるところから行います。

 今回は4組が一グループになって作りました。私たちが会場に着いたときには、すでに農協の方が大釜にお米を炊き上げて待っていました。

 熱々のご飯を大きなトレーに移して適温まで冷ました後、麹菌をムラにならないように丁重に混ぜ合わせます。それがなかなかの力仕事で、この作業だけで1時間ほどかかりました。混ぜ終わると専用の保温機で発行を促します。初日はここまで。

 二日後の昨日(30日)が本仕込です。

本仕込みは12時作業開始。作業場に入ると、二日前に仕込んだ米糀が出来上がっていました。大豆もすでに炊き終わり、私たちの到着を待っていました。これを米糀と混ぜ合わせミンチにかけてから保存容器に詰めるのが今日の作業です。


 大変なのは、ミンチにかけた大豆と米糀を練り合わせ、空気を抜く作業。基本は、全ての行程で極薄のゴム手袋をして作業をしますが、グループ最年長の大先輩は、手袋越しでは感触がわからないし、粘りのある大豆の練りに手袋がからめとられ、途中で脱げてしまうのでとても面倒だと、自分の分は素手で捏ねていました。

 考えてみればこれぞ「手前」味噌です。よく、手塩にかけると言いますが、沖縄では「てぃあんだ(手油)」と言います。手に「塩」ではなく「油」なのです。特に発酵食品は、「同じ材料を使って作っても、つくり手によって味が違う」と言われますが、生き物の麹菌はそれこそ「てぃーあんだ」の違い、人柄の違い、住まいの環境の違いに影響を受けて、味も変わってくるのでしょうね。「手前みそ」と自慢できるようなお味噌に仕上げるには、背筋を伸ばし、心を清めて、麹菌に嫌われないようにしなければなりません。 

 空気が残らないようしっかり捏ねあげた味噌種を、こぶし大に丸めて、さらにたたきつけるようにして容器に詰めていきます。共同作業で全員分が仕上がるのに2時間ほどかかりました。(明日は筋肉痛で悲鳴を上げそうです)これが1人分の分量です。

 家族の少ない私は友人と半分に分けたので、これが出来上がりの量です。この容器いっぱいで7キロのお味噌が出来上がるそうです。食べごろは5か月後から。その後は発酵しすぎるのを止めるため、小分けして冷凍保存しながら、使う分を冷蔵に移して、日常使いにする仕組みです。(市販のお味噌は、発酵しすぎないように、出荷時点で発行を止める食品添加物が使われている)

 この日仕込んだお味噌は、来年5月頃から食べることが出来ます。我が家の手前味噌はどんな味に育つでしょうか!とても楽しみです。

 

 

2023年12月1日リンクURL