今日もやんばるの森はみどり深く空気が甘い。空はどこまでも青く、海は白い波の花を浮かべて碧い。
いつも辺野古へ向かうバスの窓から、空や海、山を眺めていると、天と地と大自然に感謝の念が湧いてくる。今日もみんなが無事に座り込み行動を終えられますようにと祈りつつバスに揺られていく。

この日のゲート前リーダーの第一声は、宮古陸自のトップが、市民を恫喝して波紋を呼んだ問題で「陸自トップが謝罪した」との報道について。「威圧的と受け取られたのなら、それは私の本意ではなく、その点は申し訳ない」と謝罪したという。しかし、問題の行動や発言の撤回や再発防止策については明確な回答はなく、市民らは「全く謝罪になっていない」と反発している。(20日 琉球新報より)

テレビドラマや映画などで見る、戦前の日本軍の横暴なシーンを彷彿とさせる。「新たな戦前」とは、決して大げさではないと思い知った。改めて戦争の道具である辺野古基地をつくらせないために、しっかり座り込もうと気を引き締めた。


8月20日、一回目の座り込み。






2回目の座り込みでは、ゼミの学習でフィールドワークに来た大学生たちが、機動隊に無理やり排除される人々をあっけにとられて見ていた。





この日は海上の時化で安和桟橋や本部港の抗議行動が休みになったため、糸満島ぐるみや本部島ぐるみのメンバーも辺野古の座り込みに参加、3回目の座り込みまで参加者が40人を下らなかった。(不屈の座り込み抗議4063日目の辺野古から)