今日(11・24)で座り込み3872日目の辺野古テント村。
今日も多くの人が訪れていました。
このグループは、与那原町の朝起き会のお仲間だそうです。2台のバスを連ねてやってきました。
テント村では、ボートで埋め立てが予定されている海上への案内もしてくれます。
沖縄防衛局は、知事選で大敗を喫して後、衆議院選挙を意識して暴力的な海上作業は影をひそめているそうです。
海上保安庁の船も姿を消しています。
なので、今日は、カヌーなどによる海上での抗議行動はお休みでした。
それでも、大浦湾の美しい海をじかに見ることは
ここを埋め立てることがいかにばかげているか実感させてくれるはずです。
テント村は、知事選で県民の「辺野古埋めててNO!」の強い意志が改めて示された喜びに溢れていました。
辺野古基地・キャンプシュワーブのゲート前も抗議支援の人たちで溢れていました。
みんなを笑いの渦に巻き込む楽しいパフォーマンスの中にも、痛烈な抗議の意味が込められています。
このイギリス人女性は、岩国基地で米兵の性暴力に会い、孤立無援の中、沖縄の闘いに励まされ、沖縄の人たちの理解と支援を受けて、裁判で加害者に罪を認めさせることができたと報告していました。
琉球が、中国と日本の両属を強いられていたころに詠まれた
この古い琉歌(8・8・8・6の30文字で表現する沖縄の文学)に込められた意味は
唐(中国)を唐傘に例えるならば
さしずめ大和(日本)は馬の蹄、
そして、沖縄は針の先ほどにもならない。
しかし、針の先は呑み込むことはできない(呑み込んだら痛いし危険、命とりにもなりかねない)
つまり、今回の知事選挙の結果に託して
「針の先程度の沖縄だからと侮るなかれ」との
日本政府への戒めのことばである。