歴史を拓く家うちなぁ20周年のつどい~前夜祭

もろさわようこさん

もろさわようこさん

女性史家のもろさわようこさんが主宰する
「歴史を拓く家」の活動に関わって33年になる。

もろさわさんの故郷・長野に「歴史を拓くはじめの家」
差別に向き合い人権を学ぶ場として高知に「よみがえりの家」
「女性史の原点がまだ残る地」、そして平和を学ぶ拠点として沖縄に「うちなぁ」がある。

このほどこの「うちなぁ」が20周年を迎え
北は山形県から南は沖縄まで、全国から60名の参加者が集い、名護市内で「20周年のつどい」が開かれた。

29日は「前夜祭」

沖縄を唄う~川崎良美さん

沖縄を唄う~川崎良美さん

◇ミニコンサート 歌・三線 川崎善美さん(アカナー)

誰でも知っている琉球民謡・沖縄メロディに乗せて、辺野古の闘いや、憲法9条を唄う替え歌の名人。説得力のある歌詞に感動。澄んだ美しい声と歌唱力に癒された。

 

島袋文子さん~辺野古基地・シュワーブ前で毎日抗議行動に参加。

島袋文子さん~辺野古基地・シュワーブ前で毎日抗議行動に参加。

 

 

 

◇お話は島袋文子さん(85)

猛暑の中、辺野古基地・キャンプシュワーブのゲート前に、杖をつきながら座り込みテントに日参する島袋さん。「基地がなくなるまで死ぬわけにはいかない」と、辺野古の海を埋め立てる工事車両の前に「通るなら私を轢いてから行きなさい」と身を投げ出す姿に人々は励まされ勇気づけられる。自らを「反戦の鬼」と言う島袋さんだけれど、いいえ、「反戦の神様」である。

彼女のその気迫の原点は、壮絶な沖縄戦の体験だった。

2014年12月3日リンクURL