伊芸サービスエリアから臨む中城湾は、真っ白で何も見えなかった。梅雨の花・いじゅは、雨に白く映え、うれしそう。雨具の準備はしてきたから、人間の都合ばかりを言うのはやめにしよう。
雨模様に気後れしたか、朝一の座り込みはいつもより少なく、25名。
最後のひとりになっても、ねばる若者。
ハワイから若者が3人。ハワイ大学に留学中の若者と、県系ハワイ2世の女子学生ふたり。辺野古は2年連続という。「母が金武町出身です。ハワイも沖縄と同じ問題(米軍)をかかえている。共に闘いたい」とあいさつ。文子さんに長寿と闘志をあやかった。
11時は第4ゲートへ。今日も防衛局の車との攻防から始まった。
大浦湾はかなりの数の船が行き交っていた。雨はいつの間にかカンカン照りになり、全身汗まみれになる。
ハワイ大学の学生もあいさつした。「母の故郷は、私のふるさと。ふるさと沖縄の自然を壊してほしくない」。
水曜日名物のランチバイキング。みなさん、それぞれに我が家の自慢料理を持参する。どれも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまう。
第四ゲートの午後2時の搬入はなく現場までいったものの、すぐに戻った。工事用ゲート3回目の座り込み。後ろに壁のように立ちはだかる民間の警備員。
前には機動隊の壁。
辺野古集落入り口では、テンニンカ」が。バスで那覇に戻ると、県議会棟まえのホウオウボクが燃えるように咲いていた。