先週はどうしても避けられない用があり辺野古をお休みしたので2週間ぶりの辺野古。
曇天ではあるが、那覇を出発する6時40分にはすでに30度を越していた。今日もかなり暑くなりそうだ。
連日500名~600名超のコロナ新規感染者があり、全国最悪を更新し続ける沖縄。団体行動が止められている中で、今日も9時の第一回搬入を前に、任意に辺野古へ通い続ける人たち20人余が座り込んだ。ただ黙々と座り込む。が、機動隊が出動すると必要以上の接触を避けるため、10分ほどでやむなく自ら立ち上がり移動する。
右からも左からも列をなして入るダンプやミキサー車、工事資材を積んだ特殊車両、空ダンプも多い。
工事車両が入り終わるごとにゲート前をデモ行進。抗議の声をあげる。
12:00の搬入に向けての二度目の座り込み。コロナ禍をいいことに、ここ1年半以上県議をはじめ市町村議員など、ほとんどの政治家が顔を見せなくなった。今日は久しぶりに大城敬人名護市議が参加されていた。私は久しぶりにお会いしたが、大城さんは別の曜日に定期的にいらしているようだ。屋良ともひろ衆議院議員の顔も見える。
ダンプが並び始めると、沖縄防衛局の職員が民間警備員の背後に隠れるようにしながら、座り込んでいる市民に向かって警告を発する。「ここは車両の通り道です。通行の妨げとなりますので直ちに立ち退いてください」すると、すかさず市民の間から声が飛んだ。「あなたたちがやっていることこそ平和の妨げだ!新基地建設 直ちにやめなさい!」
防衛局:「ここに座り込むことは道交法違反です」 座り込み市民:「あんたちこそ違法埋立て、憲法違反だ!直ちに退け!」
そんなタイミングに右翼の車が目の前を通りながら大音量でがなり立てる。「お前らここで何してる。非国民」だと!彼らには返す言葉もエネルギーの無駄使いになる、そんな余分なエネルギーは持ち合わせていないので誰も相手にしない、悪しからず。8月15日・敗戦の日が近いからか、右翼の街宣カーが目立つようになった。
しかし、今日はここで終わらず、もう一つおまけがついていた。
今日はやけに米軍の戦闘車両の往来が激しかったが、そのうち県道のど真ん中で立ち往生。事故なのか故障なのか、何か問題があったのか右往左往、10分ほど一車線しかない県道が封鎖状態になっていた。
高速道路でもよく見かける光景で、米軍の予算不足による車両の整備不良や運転技術の未熟などが噂されている。そんな車が県民の生活道路である県道を、わが物顔で走っていること͡こそおかしいし恐ろしい。中には爆発物を積んでいる車もある。県民の命にもかかわる問題だ。
海上では、国が違法に強行しているサンゴ移植に、今日もカヌーチームが繰り出して抗議行動を展開しているとのこと。安和でも、塩川でも抗議行動は続いている。
お口直しに、辺野古テントの花壇から、ピンクのタマスダレ、サルスベリの花をめでてください。