辺野古の海に生コンはいらない! ~ 今日(11月18日)の辺野古

 

 また夏が戻ってきたような陽気の今日の辺野古。沖縄は、コロナの感染拡大も止らない。

 抗議行動を束ねるオール沖縄会議は、改めて県外からの参加自粛を呼びかけている。

 それでも工事は止まらないので、最大限の予防対策をとりながら、今日もゲート前に座り込む。

 

 坐りこむと同時に気が付いたのは、真向かいの基地の中で動き出した重機。何やら工事が行われているらしい。条例で定められた名護市との協議を無視して、美謝川のボーリング調査が始まったとみられる。

 濃厚接触を避けるため、ごぼう抜き(強制排除)ぎりぎりのところまで粘り、自ら立ち上がるというそれぞれの工夫で、機動隊との攻防が繰り広げられる。

 今日も、機動隊に囲まれながら最後まで粘る文子さん。

 辺野古の海に生コンはいらな~い!」基地の中に入って行く生コン車の行列に、人々の抗議の声が響く!

 毎週水曜日に辺野古へいらっしゃるダグラス・ラミスさんは、元海兵隊員でベトナムで闘った経験をお持ちの沖縄在住米国人。米大統領選挙について、「トランプ大統領は選挙に不正があったとして、いまだに負けを認めていない。トランプ支持者たちがクデターを起こすかもしれないという不穏な動きもあるという。しかし、3日前、米軍のトップが記者会見をして、”我々軍人は無謀な指揮者に従うと宣誓して軍人になったわけではない”と言った。つまりトランプ側の味方にはならないということ。

 だけど、辺野古のことではバイデンさんに、あまり期待しない方がいい。トランプ大統領は外国の基地は撤退する方針だったが、バイデンさんは日米同盟は強化の方向である」

 

 いつもは正午の2回目の座り込みの人数が一番多く、3時の三回目には、午前中で帰る人もあってかなり減ってしまうが、今日は減った分以上に午後から参加する人たちがいて、最後まで減ることがなかった。

 「辺野古の海に  生コンはいらな~い!!!」

<追記>

 18日の琉球新報は、辺野古新基地工事関係者に6人目の感染者が出たと報じた。防衛局は、それでも工事は止めないという。

 

 

 

 

2020年11月18日リンクURL