辺野古関連裁判のお知らせ ~ ①辺野古住民訴訟   ②サンゴ採捕「関与取り消し訴訟」裁判支援集会

 お知らせ①

辺野古新基地建設・埋め立てを止めよう! 自然と暮らし、平和を守ろう!

国の[違法]を許さない!住民の訴訟

第8回口頭弁論に結集を!

 辺野古・大浦湾沿岸住民15人が原告となり、沖縄県の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通大臣の裁決の「取り消し」を求めた訴訟(昨年1月29日提訴)は、これまで7回の口頭弁論を経て、いよいよ最終盤に入りました。

 4月13日、那覇地裁(平山馨裁判長)が、原告のうち大浦湾沿岸に住む11人を「原告適格なし」として却下する一方、辺野古・豊原に住む4人については「原告適格」を認める決定をしたのを受けて、第6回口頭弁論からは4人を原告として裁判が続けられています。前回口頭弁論において原告・弁護団は、軟弱地盤の存在をはじめ沖縄県による埋め立て承認撤回の正当性を主張し、国交大臣の判断の違法・不当性を明らかにしました。軟弱地盤が見つかった以上、手続きをいったんゼロに戻して再アセスが必要なことは自明の理であり、裁判所も4月の決定の中で、大浦湾の軟弱地盤改良工事について改めて環境影響評価を行うべきとの見解を示しています。

 今回はこれに対する国側の反論(=国交大臣の裁決は正しい)が出る予定ですが、国がどんな「言い訳」をしてくるのか、しっかり見届けましょう。沖縄防衛局の設計概要変更申請に対する意見書が内外から2万件近くも寄せられ、沖縄県を勇気づけています。本裁判の勝利はそれをさらに後押しするものとなるでしょう。コロナ感染予防対策をしつつ、第8回口頭弁論に多くのご結集を呼びかけます。

 日時 : 11月19日(木)

   13:15 那覇地裁前 城岳公園集合    

  13:30 傍聴整理券配布(配布にならない場合もあります)

  14:00 第8回口頭弁論(那覇地裁101号法廷)

         ※終了後、報告集会(城岳公園)  

訴訟原告団(団長・東恩納琢磨 連絡先:090-4409-1682田仲)/辺野古弁護団

 

 お知らせ②

 

 辺野古の新基地建設に関連して、防衛局が出したサンゴ類の移植のための特別採捕許可申請について、沖縄県が農林水産大臣が「早く許可をせよ」という是正の指示を出した。

 県はそれをおかしいと、国地方係争処理委員会に審査を申立てたが、国地方係争処理委員会は「是正の指示は違法ではない」と国寄りの判断を出した。沖縄県は、国地方係争処理委員会の判断を不服として裁判に訴え、その是非を争っている。 

 「希望の海」「亜熱帯の奇跡」と言われるほど生物多様性に富んだ辺野古の貴重なサンゴを破壊する新基地建設は許されない。

 玉城知事を支え、裁判勝利に向けて県民の声を届けよう!裁判支援集会への結集を呼びかけます。

 

 

 

2020年11月14日リンクURL