韓国の日本軍「慰安婦」支援団体「正義連」問題に関して

 日本のメディアは情けないほどいろいろな問題を抱えていますが、その中の大きな問題の一つが、韓国の日本軍「慰安婦」問題に関する認識のひどさです。韓国で「正義連」の問題が起こったことで、ここぞとばかり、まるで鬼の首でもとったかのような報道の在り方には、報道機関としての良識を疑います。

 先日友人からこんなメールが送られてきました。私もマスメディアからではなく、本当の情報が欲しいと思っていたところでしたので、大いに参考になりました。私たちも、マスメディアの情報を鵜呑みにするのではなく(日本の報道の自由度ランキングは世界66位。世界的にも信頼度が低い)、信頼のおける情報を得る努力をしなければならないと、改めて思いました。

<友人からのメール>

 おととい(6月4日木曜日)、たまたまTBSの「ひるおび」と、テレビ朝日の「大下容子ワイドスクランブル」というワイドショーをみたのですが、そこで、現在の韓国での「慰安婦」関連の番組をやっていて、あまりにもショックでどうなっているんだろうと思っていたところ、別ルートでwamのコメントが送られてきました。

 私たちにはわかりにくいことがありますが、マスコミ報道は日本人の歴史認識の問題には全くふれず、鬼の首をとったような内容でした。とくに、1時間もかけて「正義連」と「ナヌムの家」をとりあげたテレビ朝日は一方的で、ほんとにひどいと思いました。
 長い文章ですが、先ずは下記をご覧ください(M)。
 

<wam(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」)からのメッセージ>

 みなさま

 今日(6月4日)のお昼のワイドショーでは、TBSもテレビ朝日も、韓国の日本軍「慰安婦」支援団体に関して取り上げ、その内容は悪意に満ちたものだと「通報」をいただいています。

 wamや、日本軍「慰安婦」解決全国行動のMLに入っている方々には、当事者である正義連、ナヌムの家、そして李容洙さんが発した情報を得ることができると思いますが、それ以外の一般の方々は、マスコミの報道にしか、なかなか触れられない状況だと思います。

 さまざまな評論も飛び交っていますが、まずは、当事者の発した情報を、つまみ食いではなく、全体像を読むこと、掴むことが大事ではないかと、今日(6月4日)、急遽、基本的な情報を掲載するサイトを作りました。

韓国の日本軍「慰安婦」支援団体をめぐって【正義記憶連帯】
https://wam-peace.org/ianfu-topics/7956

韓国の日本軍「慰安婦」支援団体をめぐって【ナヌムの家】
https://wam-peace.org/ianfu-topics/7942

 wamのMLに入っているみなさんは、おおよそご存知ではないかと思いますが、周りの方、疑問に思っている方に、どうぞお知らせいただければ幸いです。

情報はこれからも追加していきます。
どうぞご活用ください。

「アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F 〒169-0051
t 03-3202-4633 f 03-3202-4634
wam@wam-peace.org URL:http://www.wam-peace.org/

2020年6月9日リンクURL