穏やかに、何事もなく ~ 今日(5月27日)の辺野古

 平和市民連絡会の担当日である水曜日、今日も仲間の車で辺野古へ向け出発。6:45に那覇を出ると8:00少し前には辺野古ゲート前に到着する。

 すでに、テントスタッフの一人が監視活動を開始していた。今日も工事再開の動きはないという。

 メインゲートの真正面(基地内)に、工事中のでっかい建物がある。工事が始まって5年以上になるのにまだ完成しない。キャンプ・シュワブの総合娯楽施設だという。将校クラブをはじめ、ボーリング場から映画館、ビリアード、カジノまで、ありとあらゆる͡͡娯楽施設を備える、それこそ娯楽の殿堂だ。現在、海岸側にある施設が移転拡充されるもので、もちろん日本の税金で造られる。

 先週は、激しく行きかっていた演習用の米軍車両も今日はほとんどなく、穏やかな空気が流れていた。そこへ、県警の警察車両が一台、また一台と基地の中へ消えていった。「抗議行動はないんだから、来なくてもいいのにね」と、つぶやいてみた。でも、彼らには私たちを監視する任務がある。彼らも私たちを見てつぶやいいているんだろうなぁ「工事はないんだから、来なくてもいいのに!」。

 することもないので、早々とジュジジャー(10時のお茶・おやつ)タイムとなった。毎週水曜日の座り込み常連さんに料理上手な方(男性)がいて、いつもどっさりと作ってきてくださる。ゴーヤーのポークはさみ揚げ、カステラ、ティラミスなど5種類のお菓子、紅芋いりムーチー、焼きそば、キュウリの漬物、大根のワサビ甘酢漬け…見るだけでもお腹いっぱいに。どれも美味しかった。

 まだ10時前だというのに、今度はみんなが持ち寄った弁当を広げて豪華ランチタイムとなった。「食べ盛りの中学生でも、これほどの早弁はしないだろうね」と笑い合いつつ、食べた。平和ですねぇ!

 向かいの金網越しに軍警のお兄さんたちが「お前ら、何しに来てんだ!」とでも言いたそうに、こちらを見ていた。

 辺野古への行き帰りを走る沖縄自動車道の沿道は、まだイジュの花や月桃の花が咲き誇っている。

 

 

 

 

 

 

伊芸のサービスエリアでは、赤いプルメリアが咲き始めた。

 

 

 

 

 

 

2020年5月27日リンクURL