運転見習い中の米軍戦闘車両に要注意!! ~ 今日(5月20日)の辺野古

 今日(5月20日)の辺野古ゲート前の座り込みテントは、先週末に台風対策で屋根のシートがはがされ、骨組みだけになっていた。

沖縄直撃か!と思われた台風1号は、沖縄上陸の直前で熱低に変わり消滅した。

 これをいい機会にと、傷んだテントの骨組みを取り換え補強しながら、新しいシートに取り換える作業が行われた。

 抗議行動だけに行っていると、このように裏で座り込みを支えている人たちの苦労は見えてこない。これから夏は、台風がそれこそ毎週のように続けてやってくることも少なくない。こういう方たちがいてこそ辺野古の抗議行動は成り立っているということを、私たちは忘れてはならない。 

 今日はやたらと米軍車両の往来が激しかった。こんな表示の軍車両が何度もゲートを出入りしている。「STUDENT DRIVER」、見習い運転手とでも訳したらいいだろうか。

 単なる運転練習用の車両ではない。機関銃を装備し完全武装した兵士が乘っている、れっきとした戦闘用の軍車両である。こんな車が県民の生活道路である県道を普通に通行してもいいものなのか。もし衝突などの事故を起こしたら、民間車両はひとたまりもない。

 前にも書いたことがあるが、軍車両が出入りするゲート前で抗議行動をしていると、軍警の人に「米兵が運転する車に気をつけて!彼らは運転下手だから」と警告されることがよくあった。

 高校を卒業したばかりでリクルートされてくる若い海兵隊員は、新兵として軍事訓練を受けながら運転を習い、基地内で車の免許を取得する者も多いという。そういわれれば辺野古に通う自動車道で、事故を起こし止まっている(自尊行為)軍車両をよく見かける。

 梅雨のやんばる路は、イジュの花や月桃などが花盛り、今日も行き帰りの目を楽しませてくれた。

 辺野古集落の入り口に群生するテッポウユリ(ひめゆり)。ピンクの日日草とのコントラストがなんとも言えない。 

 自然は季節を知り、花を咲かせ、実をつけて、種を落とし、また芽吹いて命をつないでいく。ただいまを生きて、あるがままで美しい。人間もそうありたい。

2020年5月20日リンクURL