県の「撤回」に基づき新基地建設断念を求める ~ 防衛局の横暴許さない緊急県民集会

今日(26日)正午過ぎから、県庁前の県民広場で、県の「埋め立て承認撤回」に基づき、辺野古新基地建設の断念を求める緊急県民集会(オール沖縄会議主催)が、県庁前の県民広場で開催され、350人が結集した。

沖縄県が行った辺野古の「埋め立て承認撤回」に対して、沖縄防衛局が行政不服審査法に基づき国土交通省に「審査請求」と「執行停止」を申し立てたことは、不当で、法の精神にもとるとして抗議、審査請求を却下するよう求めたもの。

行政不服審査法は、本来、国や県、市町村などの行政が行う行為に対して、(弱い立場の)私人が不利益を受けた場合に救済を求めて訴えるもので、そもそも沖縄防衛局は私人ではないし、国の機関である沖縄防衛局が、同じ国の機関である国土交通省に審査を求めるなんて、公平な審査ができるわけがない。

国は、翁長前知事が行った「承認取り消し」についても同じ手法を用いて、「取り消し」を無効にし、辺野古の工事を違法に進めた。この行為は「自作自演」とか「右手が左手に救済を求める茶番劇」などと、各界から強い批判を受けた。にも拘わらず、臆面もなくまた同じ手法を使うという暴挙であり、県知事選挙、豊見城市長選挙、那覇市長選挙が示した圧倒的な「辺野古NO」の民意無視を許してはならない。

オール沖縄会議では来週30日には、沖縄防衛局へも抗議行動を行う。

<集会アピール全文>

 

2018年10月26日リンクURL