路線バスで行ってみました辺野古(3月24日)

遠く山形と東京から3人の友人が、辺野古ゲート前の座り込みに参加するためやってきたのですが…。
天皇・皇后両陛下の来沖(27~29日)に伴い、機動隊が辺野古警備に手が回らないことから、去る15日から29日まで、ゲート前行動が休止になってしまいました。

それでも、海上での抗議行動は続いているというので、浜のテントから抗議船に乗せてもらうことにしました。しかし、ゲート前行動が休みなので、辺野古行きチャーターバスの運行も運休中、トコトコと路線バス(77番名護行き)行くことになりました。

のんびりと路線バスに揺られるのも一興かと気分を切り替えて、朝7:21那覇から片道2時間半のバスの旅に出発。

乗車して10分ほどしたでしょうか、辺野古浜のテントから電話が入り、何と!「キャンプシュワーブでカーニバルがあり、海の工事がお休みとなったため、抗議船も急遽お休みとなりました!」とのこと。

工事が止まることはいいことだけど、はるばる山形、東京から辺野古の抗議行動にやってきた来た友人たちには申し訳なく「あら!まぁ~!」というしかありません。

いつもは山の中の高速道路を突っ走るだけの辺野古行きですが、今日は路線バスなので、道々観光ガイドよろしく、延々と続く基地の金網や、基地内住宅、町の風景、亜熱帯の花々の話など説明しながら、それはそれで楽しく、10過ぎには辺野古に到着しました。

辺野古のバス停から浜のテントまでは15分ほど歩きます。歩きでなければ気づかない辺野古集落内の風景を楽しみました。

         <集落内の道端を彩る紫蘭が美しい>

          <民家の塀に、お尻ぷりぷりおちゃめなシーサー>

     <お手洗いを拝借し第二テントでは可愛いにゃんこがお出迎え>

 

浜のテントには全国から民医連の皆さん(医学生を中心に)が200名。幸いなことに一緒にお話を聞くことができました。

          <浜のテントから見える工事が進むK-1,K-2護岸>

浜のテントから車で送ってもらい、ゲート前のテントでお弁当を食べた後、午後1:00第二辺野古のバス停から、またトコトコと二時間半路線バスに揺られて、那覇に戻ってきました。

さすがにちょっと疲れ、いつもの辺野古行きチャーターバスの有難さが、しみじみと身に染みた今日の辺野古でした。(バス賃も結構かかりました。片道1780円)

2018年3月24日リンクURL

メイフラワー(五月の花)~沖縄では2~3月に咲きます

           <白壁に映えて~3月14日 那覇市内で>

その名の通り原産地では5月頃に咲く花なんでしょうね。沖縄では地域によってですが、1月末ごろから咲き始め、2月、3月に一番多く見かけます。

ウェディングドレスのベールののような繊細で優しい色が、見る人の気持ちも優しくしてくれます。

ヨーロッパ中部、イギリス、北アフリカから中央アジアに分布しているバラ科の植物で、北半球には800から1000種もあるそうです。和名はサンザシ。暑さに強い品種から、寒さに強い品種まで種類が豊富で、挿し木でも簡単に増やせ育てやすくので園芸初心者に人気があるようです。

小説「赤毛のアン」の主人公・アンが大好きな花で、「メイフラワーのない国に住んでいる人はかわいそう」と言っています。

花言葉は「ただ一つの恋」「君だけを愛す」「希望」など。メイフラワーと言うと、イギリスの清教徒が信仰の自由を求めアメリカに渡った時に乗っていた船「メイフラワー号」を思い浮かべます。船尾にはサンザシのが描かれていたようです。きっとサンザシの言葉「希望」を乗せた船出だったということでしょうね。

また、イエス・キリスト処刑の時のイバラの冠は西洋サンザシ、つまりメイフラワーの小枝だったともいわれています。

沖縄はでは春を告げる花とされています。

2018年3月19日リンクURL

またもや地位協定の壁~米軍 勝手な言い分

一昨年4月に起きた米軍属による女性強かん殺人事件の遺族への補償を、米軍が拒んでいるという報道。日米安保の地位協定は、米軍人・軍属が事件事故を起こし、被害者への補償が生じた場合、被告に支払い能力がないときは、米軍が肩代わりして支払うことを取り決めている。今回直接的な雇用関係にはないとして、米軍は支払いを拒否しているとのこと。

裁判のときは軍属であることを盾に地位協定で守ることを要求し、裁判で確定した損害賠償の段階になると、直接雇用ではないから地位協定に縛られないなどと、そんな勝手な言い分は通らない。

2018年3月18日リンクURL