またもや地位協定の壁~米軍 勝手な言い分

一昨年4月に起きた米軍属による女性強かん殺人事件の遺族への補償を、米軍が拒んでいるという報道。日米安保の地位協定は、米軍人・軍属が事件事故を起こし、被害者への補償が生じた場合、被告に支払い能力がないときは、米軍が肩代わりして支払うことを取り決めている。今回直接的な雇用関係にはないとして、米軍は支払いを拒否しているとのこと。

裁判のときは軍属であることを盾に地位協定で守ることを要求し、裁判で確定した損害賠償の段階になると、直接雇用ではないから地位協定に縛られないなどと、そんな勝手な言い分は通らない。

2018年3月18日リンクURL