辺野古抵抗の歌 ⑥~山城博治讃歌

辺野古ゲート前の監視・座り込み行動は
山城博治さんのリーダーシップがなければ、ここまで続き・広がらなかったかもしれない。その強い意志と人間味あふれる人柄は、対峙する機動隊さえも一目も二目も置くほどの存在です。

当初からゲート前行動を指揮してきた山城さんが、病気療養のためやむなく現場を離れてからも、「こんなとき、山城さんならどうしただろう」とみんなが考え行動する羅針盤になっていました。

「秋には病気を治して戻ってきます」、その言葉通り現場復帰も近いとの知らせが届いたゲート前に「山城博治讃歌」が高らかに響きます。

山城博治讃歌を唄う  ISOさん

山城博治讃歌を唄う ISOさん

山城博治讃歌
作詞・曲・歌:ISO

1、山城博治 われらのリーダー
正義を貫く 熱い人
機動隊にはめっぽう強いが 若い女子にゃ ピーヒャララ
山城博治 ゲート前が似合う男(やつ)

2、山城博治 辺野古のヒーロー
ウチナーの未来を背負う無精ひげの人
平和を語れば誰にも負けぬが 歌のセンスはピーヒャララ
山城博治 ハンドマイクが似合う男(やつ)

3、山城博治 ヤンバルの星
辺野古から世界を変える人
愛と勇気に心は光るが 踊りのリズムは ピーヒャララ
山城博治 シュプレヒコールが似合う男(やつ)

 

、14日 沖縄タイムス>

14日 沖縄タイムス>

2015年8月16日リンクURL

今日(8月13日)の辺野古~海上からみたキャンプ・シュワブと大浦湾

作業停止となり、海を仕切っていた黄色いフロートが取り払われ、抗議船もカヌーも、激しく走り回る海保のゴムボートもない辺野古・大浦湾は、真夏の太陽に照らされて、エメラルドグリーン、アクアブルーに輝いていました。これが本来の穏やかで美しい「サンゴ礁の海」の姿です。

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1ヶ月の作業停止期間中、ゲート前行動の一環として座り込み参加者を、海上へ案内することができるようになったというので、私もさっそく乗せてもらいました。DVC00054.JPG

海上から見た辺野古基地(キャンプ・シュワブ)。広大です。海からでは全部はみえません。

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現在の広大な陸上部に加えて、海を埋め立て二本の滑走路付き飛行場と、大きな揚陸艦が横付けできる港をつくる、と言うのが辺野古新基地建設の狙いです。耐用年数200年は「永久」に等しい。

埋め立てに要する土砂の量は、10トントラックを並べると札幌と沖縄を12往復する長さに相当するそうです。これだけ膨大な土砂が投入されて自然の生態系にどう影響を及ぼすのか計り知れません。

この日は大潮で干潮時だったので、海の中のサンゴ礁が船の上から見ることができました。

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このテーブルサンゴも、埋め立てられると土砂の中に消えて行くかと思うと胸が痛みます。

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向こうに見える二つの山は、右が辺野古岳、左が久志岳。久志岳の真ん中に穴が空いたように赤くなった部分は、実弾演習で砲弾が撃ち込まれた着弾地です。遠く海上からも赤土がむき出しになった山肌が、痛々しくはっきり見えます。本来、この地(北部演習場)では実弾演習は行ってはいけないことになっているにもかかわらず米軍は約束を守らず、日本政府も黙認しているのが実情です。

若者も頑張っている

若者も頑張っているゲート前

この日もゲート前は最大150人の人たちが座り込み、終日抗議行動を展開しました。当然ながら前日に起こった米軍ヘリの墜落事が話題の中心に。奇しくもこの日・8月13日は、2004年に普天間基地の傍にある沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落して11年目にあたり、夕方から抗議集会がありました。改めて基地と隣り合わせの危険性を思い知らされます。

そんな中、お昼過ぎにけたたましく消防車が目の前を走りすぎ、しばらくして人々が座り込んでいる左後方・久志岳付近で山火事が発生したとの情報。原因は実弾演習で、「日常茶飯事だ」と地元の人たちは渋い顔で言います。

山火事は、夕方になっても収まらず、報告によると「米軍は、山火事とわかっても消火活動をしようとせず、名護市議会が抗議したため、やっと2時間後にヘリを飛ばして消火を始めた」とのこと。

天の采配か!3時ごろから北部地域に大雨洪水警報が出されるほどの大雨が1時間ほど続き、山火事は下火になった。それでも私たちが帰路に就いた4時過ぎになっても、火事の現場から大きな煙の筋がいくつも上がっているのがバスの窓から見えていました。

シュワブで山火事

事あるごとに「日本は法治国家だから」とのたまう為政者たちだが、こと沖縄の米軍に関しては治外法権、無法地帯と言っても過言ではない。放置国家の間違いではないですか?

2015年8月14日リンクURL

また米軍ヘリ墜落~翁長知事VS菅官房長官会談直前に

第一報は「辺野古沖に米軍ヘリ墜落」だった。
情報が錯そうし、具体的なことがわからないまま県民は不安と怒りの中で苛立った。

皮肉なことに、翁長知事と菅官房長官の第一回会談の直前だった。
政府にとっては最悪のタイミング。

奇しくも翌日は、2004年に沖縄国際大学にヘリが墜落した日だ。
県民は誰もがあの日の悪夢を呼び覚まされた。
基地の島がいかに危険であるか、再認識させられる出来事だ。

しかも事故機には、自衛隊員が同乗していて怪我をしたという。
安保法案がまだ成立していないのに、すでに実態は先行して日米軍が共同訓練をしていることが明らかになった。

<13日 沖縄タイムス>

<13日 沖縄タイムス>

<13日 沖縄タイムス>

<13日 沖縄タイムス>

<13日 沖縄タイムス>

<13日 沖縄タイムス>

<13日 沖縄タイムス>

<13日 沖縄タイムス>

2015年8月13日リンクURL