輝く青い海、青い空に誓う 「勝つまで あきらめない!」 ~ 今日(4月17日)安和行動 ①

毎週水曜日は、安和集中行動日。

 午後からは、衆議院補欠選挙真っ只中の沖縄第3選挙区の、ヤラともひろさんの応援で、うるま市でビラ配りを手伝うことになっているため、バスの出発時間が、いつもの6:30ではなく、8:00に変更になった。

9:30、安和に到着してバスから降りると、まずは機動隊のお出迎え。交通整理と称して、停車する車にいちいち何やら指図する。脅しか?

いつもより1時間半以上遅れての到着だったので、沖では、ベルトコンベアーで、運搬船へ土砂の積み込みが、すでに始まっていた。

今日も、空も海も青く澄んで、泣きたくなるほど美しい。浜では、カヌーチームが出廷の準備を整えていた

早速、抗議行動の輪の中へ。今日も、県外から参加の方々が多い。

 沖縄と同じく米軍基地を抱える岩国から13人が参加。今日から4日間、安和、辺野古、高江の現場へ行くとのこと。もともとは原発反対の運動をしている仲間たち(50年前の大学の仲間たち)が、沖縄に連帯しようと3年前から毎週土曜日にビラ配りや、デモなど継続して行動を起こしているのだという。この他、山口、京都、神奈川からも参加していた。

 抗議行動はつらいことばかりではない。笑いや喜び、感動の場面も多い。毎週水曜日、辺野古・安和・高江の現場にバナナの差し入れを届けてくださるのは、元衆議院議員の古堅実吉さん(89歳)。いつも静かな笑顔で手を振り、人々を励ましては黙って去っていく。

 

休憩時間に、差し入れのバナナをみんなでいただく。

 同じく毎週水曜日、辺野古テントの稲葉博さんは、安和へホットな沖縄ぜんざいを届けてくださる。特に寒い季節は、身体があったまって、とてもありがたかった。

全国からのカンパをはじめ、こうした人々の熱い支えがあって沖縄のたたかいは維持されている。感動、感謝に堪えない。

11:30、お昼時間にまだ早いのに、トラックの搬入が止まった。確認したら、トラックの出口での抗議行動で、港の中に入ったトラックが道路に出られず、港の中で土砂を積んだまま、30数台が立ち往生しているという。

港の中で渋滞するトラックの行列。入り口近くまで2列で数珠繋ぎになっていた。

 ここは安和桟橋の本来の出入り口ではなく、辺野古土砂用ダンプトラックの出口として臨時に開けられたため、道路に出るための信号機がなく、直進の車が途絶えたときしかダンプが出られない。また舗道は通る人が優先である。この日は交通量が多く、抗議行動の参加者も多かったため、なかなかダンプが出られなかったのだ。

 この港内での渋滞を利用して、いつもより早い昼食時間に入った。

 昼食後、早朝、那覇から来たメンバーは午後から選挙応援のため、運搬船の離岸阻止行動に出廷していくカヌーチームを見送りながら安和を後にした。

 見上げると、空はモクモクの入道雲を浮かべて、すっかり夏の顔をしていた。雲の向こうには辺野古ブルーに澄み渡る青い空が見える。初夏を通り越して一気に夏に向かう気配である。

 

 

2019年4月18日リンクURL

被害女性の痛み苦しみを共にするものとして、私たちは声を上げる ~ 女性たちが怒りの記者会見

 米海軍兵士による女性殺害事件を受けて、今日(16日)、県内30余団体の女性たちが連携して、抗議の記者会見を開き、「被害者を追悼し、子供たちへの保護とケア、真相究明、人身保護の明確化、米軍の撤収を求める要求書」を発表した。

  <怒りの声を上げる女性たち:今日(16日 県庁記者クラブ)

 米軍による事件事故が起こるたびに「軍隊は構造的暴力組織であり、人間の安全を保障しない。基地・軍隊は人間の心と身体を深刻なまでに破壊する」と訴え続けてきた沖縄の女性たちは、その結果としてまたしても起こった今回の事件であり、単純に「男女関係のもつれ」、「DV(家庭内暴力)」という表現に陥りがちなメディアの報道の在り方にも疑問を呈した。

そして、米トランプ大統領はじめ、在沖米軍四軍調整官、安倍総理大臣、玉城沖縄県知事他宛てに、以下の5項目を記した要求書を発表した。

一、被害者を取り巻く人々と子供たちへの謝罪と保護、ケアが行われること。

一、真実が究明され、加害の原因分析が完全に沖縄の人々に知らされること。

一、米軍の基地外行動の規制を緩和しないこと。

一、沖縄に暮らす人々の人身保護について、日本政府と沖縄県の責任のあり方を明確にすること。

一、沖縄に暮らす人々の真に安全な社会を実現するため、沖縄からすべての基地・軍隊を撤収すること。 

 

 

2019年4月16日リンクURL