久しぶりに渡嘉敷島へ行ってきました!

 コロナ禍が少し落ちつき、これまで控えられていた人の往来や、さまざまな集会、会合などが活発に行われるようになり、多忙を極めブログの更新をする余裕を失ってしまった。

「ブログが更新されてないけど、元気?」と方々から問い合わせがあり、ご心配をおかけして申し訳ありません。元気すぎるほど元気です。お気遣いありがとうございます。

 

 12月中旬に、韓国の中学生を渡嘉敷島に案内することになっており、引率する韓国の旅行会社の担当者と、コースの下見に行ってきました。

 残念ながら悪天候のため本来の美しい慶良間ブルーの海を見ることはできませんでしたが、霧雨に煙る慶良間海峡は、それはそれで魅力的でした。

 

 韓国の中学生たちは、渡嘉敷の国立青少年交流の家で一泊することになっており、慶良間の海で海洋研修も受けるよう勧めました。

 冬なので海水浴ができるかどうかは天候次第ですが、カヌーやシーカヤックなどの体験は冬でも充分可能ということです。カヌーやシーカヤックを、民宿やホテルの施設で行うと、8000円から1万5000もの利用料金がかかりますが、青少年交流の家の宿泊者は、研修の一環として、ウエットスーツの使用も含め無料で指導が受けられるということです。

 真冬のソウルからくる中学生にとって、亜熱帯のサンゴの海で海亀や熱帯魚と戯れる経験は、きっといい思い出になることでしょう。


 宿舎も清潔で居心地よさそうです。宿泊費もシーツの洗濯10数円とわずかな食費の負担だけ、家族単位でも体験学習や研修で利用できるとのことです。

 渡嘉敷島に韓国からの平和学習グループが多く訪れるのは、このアリランの碑モニュメントがあるからです。

 

2022年12月2日リンクURL

辺野古テントに脅迫状 ~ 今日(11月16日)の辺野古

 いつものように8:20分辺野古に到着すると、那覇から同乘の辺野古バスのメンバーの一人が、テント右端のテーブルに一通の封筒を見つけた。
 「重要」と朱書され、「辺野古基地反対運動をしている皆様へ」と書かれたたその封筒の中には、小さな紙片が入っていて「ひと月以内にテントを撤去しなければ、我々が強制的に撤去する」と書かれ、小さなマッチ箱が入っていた。「燃やすぞ!」という意味だろうか?いずれにしても脅迫であることは間違いない。市民側は警察に届け、マスコミにも取材を依頼した。
 それにしても、ひろゆき氏なる人物もそうだが、こういうことにしか自らが生きている意味や情熱を傾けられない人物が多くなっていると感じる。恐ろしく、悲しいことだ。

 9:00前、今日一回目の座り込み。30数人が座り込んだ。


 闘いが長期にわたり、コロナ禍も重なって、抗議行動への参加者が少なくなる中で、いまも辺野古へ通い続けるのは高齢者がほとんど。若いころ学生運動か現職時代に労働組合活動、もしくは市民運動に打ち込んだ経験を持つ人たちが多い。

 Nさんもその一人、辺野古近くの市町村に住んでいることもあり、毎日午前中ゲート前に座り込む。請われてマイクを握り「一坪たりとも渡すまい」を歌った。その人の心を揺さぶるようなステキな歌声は、教師時代の復帰運動や労働組合活動の中で鍛えられたものだ。   

 脅迫状のこともあって、憤りがましたか、今日は機動隊にごぼう抜きされるまで頑張る人が何人もいた。 

 11時前、第四ゲートで座り込み。 

 弾薬庫拡張工事に伴う工事では軟弱地盤に手こずっている様子が伝わってくる。

 

 第四ゲートから戻ると、脅迫状の第一発見者が、メディアの取材を受け、警察による現場検証が行われていた。 

 正午前、2回目のすわりこみ。参加者も増えて40人を超えていた。

 3時前、工事用ゲートで三回目の座り込み。県外からの参加者も徐々に増えてきており、最後まで参加者の人数が減ることはなかった。

 少々荒れ模様の今日の辺野古だったが、第二テントの畑では、お芋の花が気持ちよさそうに咲いていた。

<追記>

 

<11月17日 琉球新報>

 

 

2022年11月17日リンクURL

日米合同演習中止を!軍事より対話を!平和を求める集会

 今日(9日)は、辺野古の後、午後からの日程を済ませ、さらに夕方6時前から県庁前で行われた「平和を求める集会(沖縄平和運動センター主催)」に参加した。(今日は昼にも同じ集会が行われたとのこと)

 今朝辺野古での島袋文子さんの魂からの叫びが、まだ耳に残る。声こそ出さないが、多くの戦争体験者が、文子さんんと同じ思いをしているのではないだろうか、と思いながら、集会での発言を聞いた。 

 

 「基地問題が 一番大きな人権問題だ」

 「命どぅ宝の会」を代表して発言した山城博治さんが、期せずして今朝の島袋文子さんと同じことを言った。「いま、辺野古どころではない。沖縄が戦場になろうとしている!」

 集会のあと、国際通りをデモ行進することになっていたが、雨のためデモは中止となった。

 有事を想定した大規模な日米共同統合演習「キーン・ソード23」は、いよいよ明日(10日)から始まる。(期間は19日まで)。陸上自衛隊の16式機動戦闘車(MCV)の空輸に県内では初めて与那国など民間空港を使用するほか、自衛隊と米軍の連絡調整所設置などを予定している。

 

 

2022年11月10日リンクURL