今日(29日)午後二時から、国が翁長沖縄県知事を訴えた
代執行裁判の第5回口頭弁論が那覇地裁で行われ
稲嶺名護市長が陳述を行うのに先立ち、オール沖縄会議の呼びかけで、
「裁判闘争 激励県民大行動」が、裁判所前の城岳公園で開かれ、
1500人が結集(主催者発表)した。
1500人が結集した「裁判闘争 激励県民行動」那覇地裁前(城岳公園)
激励を受けて、稲嶺名護市長は
「名護市の基地の現状を訴え、沖縄県民、名護人(ナゴンチュ)の気概を示す」と
決意を語った。
支援者を前に、決意を述べる稲嶺名護市長
登壇した支援者たちは口々に
「裁かれるべきは翁長知事ではなく、安倍政権だ!」
「前知事が辺野古埋め立てを承認する条件として、国と約束を交わした”普天間の5年以内運用停止”は、全くの嘘だったことがアメリカ議会で明らかになった」「沖縄県だけでなく、全国的に自治権が問われている裁判だ」
「沖縄の未来は、ここに住む私たちが決める!」
「名護市にある米軍基地は、沖縄に次いで基地保有率全国第2位の神奈川県の保有率をはるかに上回る。これ以上基地をつくることは、絶対に許されない」などと、国を糾弾。
若者代表のシールズ沖縄のメンバーも
「沖縄県民は基地反対運動をするために生きているのではない」と、自らの未来を切り開くために
多くの県民と共に行動すると決意を表明した。
若者代表・シールズ沖縄メンバー
代執行裁判は、今回の第5回公判で結審となり、4月には判決が出るとみられている。
「ガンバロウ!」オール沖縄スタイル