今日(12月9日)の辺野古~

今日は、安保法制違憲訴訟弁護団沖縄視察の案内役で辺野古へ。

戦争、基地、軍隊が実際にどんな被害をももたらすのか、実体験をもって安保法の違憲性を明らかにしたいとの趣旨で沖縄を訪れた弁護団の皆さん。一緒にゲート前に座り込む。

p1040813昨日は、「集団自決」と、戦時性性暴力(慰安所の実態)について知りたいと渡嘉敷島へ。

p104080171年前の沖縄戦では、この美しい海(ケラマ海峡)を、米軍の軍艦で海面が見えなくなるほど真っ黒に埋め尽くされ、その中で”集団自決”が引き起こされた。

おとといは普天間基地、嘉手納基地を実際に見て、基地被害の実態を肌で感じていただいた。

p1040783            <オスプレイが駐機する普天間基地~嘉数高台から>

p1040796<嘉手納基地~耳をつんざく轟音を響かせながら繰り返されるハリアーの離着陸訓練を目の当たりに>

話を聞いたり、本で読んだりするだけでは、知り得ない現地の実情を実感したとおっしゃっていただいた。明日は、高江を訪れる。

 

 

2016年12月9日リンクURL

今日(12月3日)の高江~帰って来いよ!なにわの機動隊

 土曜集中行動日となった今日(3日)の高江は最大330人、入れ替わり立ち代わり400名近くの人たちがN!ゲートに座り込み、砂利を積んだトラックの侵入を阻止した。

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沖縄をはじめ九州8県の県庁職員労働組合の人たちが、2台の大型バスを連ねてやってきた。「沖縄のこと知っているつもりだったが、現場に来て皆さんの話を聞いて、ほとんど知らされていなかったと実感した」と口々に語った。

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県職労の皆さんから300人分の豚汁の差し入れに舌つづみ。

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大阪からやってきた若者たちは、”帰って来いよ”の替え歌で「帰って来いよ なにわの機動隊」を披露。「一緒に、大阪へ帰ろうよ」と、大阪府機動隊に呼び掛けた。

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 ♬  「帰って来いよ なにわの機動隊」

1、なんで高江に いるんだと 大阪の人は 怒らなアカン

  なにわの機動隊 えげつない 

  そんな悪評 恥ずかしいから      

  サッサと大阪へ 戻りなさい   

  帰って来いよ  帰って来いよ 

    なにわの機動隊

 

2、なんで高江に いるんだと 

  大阪の人は 怒らなアカン、

  暴言は吐いたり 首絞める 

  仕事のためなら仕方がないと                  

  人の心を失くしたか 

  帰って来いよ 帰って来いよ   

  なにわの機動隊

p1040741 全国の青年法律家協会の若手の弁護士や研究者たち36名の顔々が頼しかった。

p1040723沖縄の弁護団も、毎日座り込みの人たちを見守っている。

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  新たなヘリパット建設と引き換えに返還される北部訓練場の返還式典を、来る22日に行うと、政府は強調しているが、「いまの工事の進捗状況では難しい。オバマ大統領の任期中に、ケネディ大使の任期中に、という安倍政権の見栄でだけで、無理な突貫工事をやり、米軍側からやり直しをさせられている」と、土木専門家の指摘である。

 たぶん、工事は完成したかのように見せかけ、返還式典が済んだ後に、工事のやり直しをするのではないかと、専門家たちはみている。

 

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今日(12月2日)の辺野古~オスプレイと山火事に遭遇

今朝の新聞は、日米の間で普天間基地の辺野古移設が決められたSACO合意から20年の特集記事が占めていた。

DVC00003.JPG 辺野古における新基地を許さない抵抗の座り込みは20年ということになる。

一口に20年というけれど、生半可な歳月ではない。始まりは地元のおじぃ、おばぁたちが、「命の海を埋め立てさせない」と、浜に闘争小屋を建てて座り込んだことから、島ぐるみ、県外、世界へと広がっていった。

この間に、どれだけの人たちが、想いを残しながら、亡くなっていったことか。つい先日も、浜のテントの象徴的存在だった嘉陽のおじぃが天国に召されたばかりだ。残された私たちは、その遺志を受け継いで、何があってもあきらめず、今日もゲート前に座り込み、米軍車両の前に立ちはだかる。

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29日に警察の家宅捜索が入り、4人が新たに拘束される大弾圧に晒されたゲート前のテント、それでもへこたれず、健在です。

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p1040477 テント前の花壇に咲くケイトウの花も、元気に風に揺れていた。さくらのように見えるのは、高速道路沿いのトックリ木綿の花。

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辺野古の帰路、金武のキャンプハンセンで訓練中のオスプレイに遭遇した。

p1040706 昨日(1日)は、那覇の上空を、午後3時ごろから夜10時過ぎまで、途切れることなく何度も飛び回っていたオスプレイ。

p1040707 水を運んでいるようだ。

p1040709山で煙が上がっている。

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山火事を消すために、近くのかんなダム(と思われる)から水を汲み、運んでいるようだ。山肌はかなりの面積が黒く焦げ、なお煙をあげて燃え続けている。

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ここには多くの疑問点がある。実弾訓練中に偶然山火事が起こったのか、それとも、オスプレイの消化訓練のために、意図的に山火事を起こしたのか?

県民の水がめであるダムから、山火事消化のため、ヘリで水をくむことは許されているのか?もし、ダムの近辺で墜落でもしたら、県民の命の水が汚染され、大変なことになる。

2016年12月2日リンクURL