「国が申し立てをし、同じ国が審査する」。こんな茶番劇がまかり通る日本という国。
自衛隊を「わが軍」と、明らかに憲法違反の発言を繰り返す総理大臣を
国会も国民も追及しきれないのだから、推して知るべしだ。
翁長知事の作業停止指示期限の昨日
政府が出してきた回答は、さらなる沖縄への差別的な強権発動だった。
管官房長官の口癖、「日本は法事国家だから…」が、聞いてあきれる。
その言葉、沖縄からそっくりそのまま熨斗つけてお返しする。
一夜明けた今朝の辺野古ゲート前は
県民の反発を予想して、県警機動隊が、バス13台、指令車3台以上、小型車約10台で最大動員された。
ゲート前でいつものようにデモ行進、座り込みをしようとした市民を二か所に分断して
警察装甲車と100人以上の機動隊員で囲い込み、一時間以上も拘束した。
高齢者や女性たちが「水を飲みたい」「トイレに」と要求しても聞き入れず
囲い込みを抜け出そうとした男性の腕が機動隊員の胸にあたったとして
「公務執行妨害」の名目で、拘束・逮捕され、名護署に連行された。
逮捕された市民の釈放を求めて、およそ150人が名護署を包囲して抗議。
午後3時すぎに、一旦ゲート前に戻り、改めて抗議行動を展開した。
24時間体制のゲート前行動は
早朝組、日中組が帰った後、夜間組、泊まり込み組にバトンタッチする。
夕方からは、夜間組と泊まり込み組が、夜を徹して名護署での抗議行動が行われることになっている。
どんなに厳しい状況にあっても、花をめでる心をもっていたい。花言葉は”いい知らせ”と、記されていた。
毎日のように県内外から様々な差し入れが届く「ゲート前テント村」、今日は県内の農家から大量の島人参とだいこん、キャベツが届いた。みんなで分けていただいた。