”うりずん”のやんばるは花盛り

今年は梅雨入りが少し遅れているようです。

夏の暑さが厳しい沖縄では、寒さが去り梅雨に入るまでの間、短い春とうりずんと呼ばれる初夏の今の季節が、一番の花の盛りとなります。

辺野古へ通う高速道路両側のやんばる路は イジュの花が満開で
思わず感嘆の声があがるほどです。

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DVC00007.JPG                          <イジュの花>

沖縄の古典音楽に「辺野喜節」という歌があり、イジュの花を讃える歌詞が詠まれています。

イジュぬ木ぬ花や あん清らさ咲ちゅる 我んイジュやとてぃ 真白咲かな           (意訳:イジュの木の花はあんなに清々しく咲いている。私もイジュの花のように 真っ白に清く美しく咲きたいものだ)

イジュの花だけでなく、テッポウユリ、月桃、ソウシジュ、野生種のグラジオラス、野ボタン、デイゴ、名も知らぬ草花など、花好きにはたまらない季節です。

DVC00047.JPG                     <月桃>

DVC00002.JPG                      <野ボタン>

DVC00024.JPG                        <デイゴ>

沖縄は明日から雨の天気が続くとの予報。いよいよ梅雨入りかと思われます。             イジュの花は、雨に打たれて鮮やかになった森の緑に白い花が映え、美しさを増す花です。     まだしばらく、やんばるに通う私たちを、楽しませてくれそうです。

2016年5月15日リンクURL

5・15平和行進始まる~今日(5月・13日)の辺野古

5・15沖縄平和行進・東コースは、13日9時45分
辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前から座り込みの市民に見送られて、元気よく出発した。

DVC00025.JPG <東コース行進団、およそ500名で辺野古シュワブ・ゲート前をスタート>

 行進団は、まずシュワブゲートでデモ行進、座り込みのあと、午前9時から出発前のセレンニーを行った。

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DVC00063.JPG                 <ゲート前で、抗議、デモ、座り込む行進団>

DVC00066.JPG              <ゲート前のシンボル・島袋文子さんも行進団を激励>

DVC00046.JPG         <沖縄と同じく米軍基地を抱え、抵抗を続けている韓国からも30人が参加>

DVC00062.JPGDVC00040.JPGDVC00052.JPGDVC00045.JPGDVC00053.JPG          <ゲート前を埋め尽くした人々、見送る側も含めておよそ700名>

ゲート前では、この日もいつも通り座り込み抗議行動が続けられ、県内外から次々と参加者が訪れた。

ちなみに「5・15」とは、1972年の5月15日、沖縄が米軍施政権下から日本に復帰した日。今年44年目を迎えた。
米軍基地がそのまま残り、県民が望んだ内容の日本復帰ではなかった。
以後、復帰の日にちなみ、基地のない平和な沖縄を取り戻すことを目指し、毎年東、西、南の3か所から平和行進がスタートし、県内各地を歩き通す。今年は県外からも延べ700が参加する予定。

今年は、東コースが辺野古、西コースは読谷村、南コースは沖縄戦の激戦地・糸満からそれぞれスタートし、15日正午から県民集会が開かれる那覇市おもろまちの公園を目指す。

2016年5月14日リンクURL

金秀グループからカンパ~辺野古を闘う市民団体へ

沖縄県を代表する企業金秀グループは去る4月7日に恒例の新人研修の一環として、新入社員と役員およそ130人が辺野古の座り込み現場を訪れ、浜のテント村と、シュワブゲート前で、それぞれ座り込みの市民らから直接話を聞き、交流しました。

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金秀グループでは、毎年、全グループ企業合同の新入社員研修行事としての「新入社員ウォーカソン」と、同時に行なわれる同グループの執行役員以上を対象としたチャリティ基金造成のための「役員チャリティウォーカソン」が毎年実施されており、

参加者各々が歩いた距離1㎞毎に100円がチャリティ金として換算され、参加者が所属する企業がチャリティ金を提供。集まったチャリティ金は、これまでいろいろな社会活動に寄付されてきました。

今年はその一部が、辺野古研修の講師を務めた「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」代表の高里鈴代氏と、辺野古テント村のヘリ基地反対協代表・安次富浩氏に、「活動に役立ててください」と贈られたものです。

贈呈式が行われた、今日の辺野古浜テント村の様子。

DVC00017.JPG8年と4406日は およそ20年、なまなかの日数ではありません。

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雨模様の浜のテントから大浦湾を望む。スパット台船は解体撤去されたが、フロートはまだ引き上げられる様子はないという。天気が悪いため今日はカヌーは出ていないが、警備船が数隻動き回っていました。全く税金の無駄遣いもいいところです。

 

<注>ウォーカソン:ウオーキングとマラソンを合わせた造語。長距離を歩くことからできた言葉のようです。ちなみに金秀グループのチャリティ・ウォーカソンは、新入社員は33.1㌔、役員が21.1㌔を総勢200人が歩くということです。

 

2016年5月11日リンクURL