「撫順の朝顔」が咲きました。

 台風6号が近海を通過中の沖縄です。(21日午前10時現在)。今日水曜日は辺野古へ行く日だったのですが、台風接近で抗議行動は中止になりました。

 そんな最中、庭先から台風非難で移動したベランダで、あの「撫順の朝顔」が咲いたのです。濃い目の紫色の花が一輪。凛として辺りに気品を漂わせています。

 実は今朝の開花は第一号ではありません。昨日2輪開きかけたのですが、どういうわけかいつまでたっても半開きで(下の写真)、今朝見るとそのまま散り落ちてしまい、代わりに別の一輪が開花していました。

 つぼみもたくさんついているので、明日以降も次々と咲いてくれることでしょう。「撫順の朝顔」のいわれとともに、種を分けて下さった方への責任を果たした思いで嬉しくて、胸がいっぱいになりました。 

 ベランダは台風からの一時避難場所ですが、よほど居心地がよかったのか、一晩でつるが十数センチも伸び、ベランダのアルミの柵に絡みつき「私はここがいい!」と言わんばかりに、しっかりと居場所を確保していました。なんだかいじらしくて思わずほほが緩んでしまいました。

 

 でも、ここは陽が当たらないので、台風が去ったら、やっぱり庭先に戻さなければなりませんが…。

 <7月23日>

 もうひとつの鉢も開花しました。

 

2021年7月21日リンクURL

電子署名のお願い ~ 広島「黒い雨」判決の上告断念を求める

「慰安婦」問題に取り組んでおられる広島の足立弁護士から、「広島市長・広島県知事及び厚生労働大臣は、 広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないでください」の電子署名のお願いが届いています。
どうぞ宜しくお願いします。
 http://chng.it/fPyYRCQr

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皆さま
広島の足立修一です。

 14日に黒い雨訴訟の控訴審判決がありました。1審よりも、相当進んだ内容の判決でした。広島市、広島県が被爆地の拡大を求めていたことを正面から認めるものです。
在韓、在朝で黒い雨に遭った人も対象になるようになると思われます。そのために、厚労大臣からの上告圧力が強まることが予想されます。

広島市長、広島県知事が、上告しない意思を最後まで貫けるよう、次のようなオンライン署名キャンペーンを先ほど開始しました。

「広島市長・広島県知事及び厚生労働大臣は、 広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないでください」
 http://chng.it/fPyYRCQr

発信者は
「大瀧 慈(広島大学名誉教授・「大瀧雨域」提唱者)、澤田昭二(名古屋大学名誉教授)、高野正明(原爆「黒い雨」訴訟原告団長)、高橋博子(奈良大学教授)、竹森雅泰 (原爆「黒い雨」訴訟弁護団事務局長)、廣島敦隆( 同弁護団団長)、牧野一見(原爆「黒い雨」訴訟を支援する会共同代表)、増田善信( 元気象研究所研究室長・「増田雨域」提唱者)、矢ヶ崎克馬 (琉球大学名誉教授)(五十音順)、湯浅正惠(広島市立大学教授)」とし、宛先は「日本政府、JOC、広島県知事、広島市長」となっています。

署名および拡散にご協力を頂ければと思います。
よろしくお願いします。

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弁護士 足  立  修  一
730-0013 広島市中区八丁堀5-22
         メゾン京口門404
電話 082-211-2441 Fax 211-3331
Email:hgc03142@nifty.ne.jp


2021年7月19日リンクURL

琉球舞踊 女性を人間国宝に認定

 二つの意味で画期的なことである。琉球舞踊というジャンルでしかも女性が人間国宝に認定されたということで。50年近く琉球舞踊の稽古を続けている者として女性として、私にとっても久々にとてもうれしい出来事だ。

 これまで沖縄の芸能分野から8人の人間国宝が認定されているが、三線、太鼓の地方がほとんどで全員男性、舞踊界からは組踊の立ち方が1人認定されているがこれも男性(女形)である。ヤマト文化の中で、能や歌舞伎で女性がいない世界がそのまま踏襲され、琉球古典芸能においても女性は疎外されてきた。琉舞実演家の90%以上が女性であるにも関わらず、である。

 琉球舞踊が国指定の無形文化財に指定された2009年から10年余経ってやっと人間国宝が認定され、それが女性だった背景には、いまでこそ県立芸大ができ、国立劇場ができたことで若手の男性舞踊家も増えてきたが、人間国宝にふさわしい男性舞踊家に成長するには、この後何十年かかるかわからないという状況があり、仕方なく女性を認めたのであろうと思われる。それでも女性に道が開かれたことは確かである。

 廃藩置県によって琉球王国崩壊後、琉球舞踊の技を守り続けてきたのは女性たちである。琉球舞踊界には錚々たる女性の踊り手が層厚く存在する。「すぐにも十数人の人間国宝が誕生してもおかしくない」ほどに。いわれなき「伝統」の性差別に風穴が開いた瞬間である。ただ、国家権力に取り込まれることの警戒感、不快感はぬぐえない。

 

2021年7月17日リンクURL