辺野古で繋がる全国の住民運動~今日(3月25日)の辺野古

辺野古ゲート前に一日座り込んでいると、沖縄の闘い・辺野古ゲート前における県民の抵抗運動が、
全国各地のさまざまな住民運動やそれにかかわる人々をつなぎ、拡げる場になっているかということがよくわかる。

今日もそんな場面がいくつかあった。
やってきたのは、全国基地爆音訴訟原告団連絡会の皆さん。

24日に第二次普天間爆音訴訟の結審があり
その応援に駆け付けた全国の皆さんが辺野古の座り込みにも参加した。

DVC00036.JPG

DVC00033.JPG

全国基地爆音訴訟原告団連絡会は
沖縄と同じように米軍基地を抱え、軍用機の爆音に苦しめられている住民が裁判で闘っている横田、厚木、岩国、小松、普天間、嘉手納の6地域7つの原告団で構成されている。

DVC00031.JPG

「国は、国民の命より、米軍の演習のほうが大事なのか!」嘉手納や普天間の基地があるために、JALやANAなどの民間機(年間1200万人が乗る)が、不自然な低空飛行を強いられ、沖縄の空がいかに危険な状態かを語る嘉手納爆音訴訟弁国団の事務局長。

DVC00029.JPG

「街の真ん中にある普天間から、海に面した辺野古に移すことで、爆音も少なくなる」と主張する国。岩国爆音訴訟の原告団の彼女は、辺野古の浜で実際に爆音を測定してきた。「普天間から飛んできたヘリの爆音はすでに基準値を大きく上回っている。いま24機のオスプレイが100機に増えて、高江や伊江島、全国に縦横無尽に飛んだら、どれだけの爆音になるか、想像もつかない」と、国の主張がいかにでたらめであるか証明した。

普天間爆音訴訟の結審を期に、
昨日、これら7つの爆音訴訟を担当している弁護団の連絡会が組織された。
米軍基地の違法状態を放置しし続けている国のあり方を
これ以上許さないために、連携して裁判闘争を強化していくという。

沖縄をつなぎ役に、また新たな闘いのネットワークが誕生した。

DVC00009.JPG

この日、完全武装した水陸両用戦車が頻繁に出入り、不気味な気配があたりを包んだ。DVC00007.JPG

2016年3月26日リンクURL