今日(12月25日)クリスマスの辺野古

警視庁の機動隊が東京に帰っても、また、クリスマスだからと言っても、
基地内への工事車両の侵入が「ない」とは言い切れない。
だから気を抜かず、今日も雨の中早朝6時から、いつものように最大40数名が参加して座り込み行動は行われた。

さすがに基地内に出入りする軍用車両や米兵の車はなく、県警機動隊も姿を見せなかった。
やってきたのはサンタさんだった。

サンタさんもやってきたぞ!

サンタさんもやってきたぞ!

クリスマスプレゼントは?

サンタさんのクリスマスプレゼントは?

サンタさんからのプレゼントは「愛」と「黒砂糖」

劇団 文化座の佐々木愛さん

劇団 文化座の佐々木愛さん

佐々木愛さんは、1950年代につくられた映画「沖縄」の出演がきっかけで、以来沖縄との縁を深めてきた。年内の仕事がすべて終わったので、早速沖縄へ平和の学びの旅に出かけてきたという

雨が激しくなってきたので、メインゲート前の抗議テントに移動。
今日も県外、海外、県内各地から参加の人たちがそれぞれに辺野古への思いを語った。

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「普天間ゲート前でゴスペルを歌う会」の皆さんがクリスマスの歌を「愛」を込めて!

イエス・キリストの生誕は、まず貧しき羊飼いたちのもとに伝えられた。当時羊飼いたちは人間扱いされていなかった。神は常に一番貧しきもの、一番虐げられたもののそばに、共におられる。

「イエス・キリストは、いま、どこに?」と問われれば、まさにこの辺野古に、日本によって人間扱いされてこなかったこの沖縄におられる。

神は「愛」そのもの。

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東京からやってきた高校一年生の彼は、冬休み中辺野古にいる予定。安保法案審議中の国会前の集会に毎日通っていたという。辺野古にきて感じた事は「機動隊や警備の人たちはお金のためにここで働いている。だけど新基地に反対してゲート前に座り込んでいる皆さんは”愛”でここにきていると感じた。

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シールズ琉球で活動する彼は「ここに座り込む皆さんに、故郷沖縄への”愛”を感じます。私は皆さんの背中を見ています。どうぞ今後も誇りをもって座り込みを続けてください。私自身もこれからの世代に自分の背中を見せていきたい。今日ここでの学びはまさにクリスマスプレゼント。皆さんからいただいたプレゼントを次の世代に渡していきたい」

DVC00008.JPG故郷への愛に満ちた力強い彫刻で知られる金城実さんは、「誰にも愛する故郷がある。みんなで故郷を歌いましょう」と、得意のハーモニカで「ふるさと」を演奏してくださった。

今日の発言者のキーワードは期せずして「愛」だった。

ハッピー!クリスマス!!  Happy Xmas!

2015年12月25日リンクURL