今日の辺野古(2/27)~座り込みテント健在!

キャンプ・シュワブゲート前の座り込みテントは健在だった。

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言い渡された撤去期限の昨日・26日は、朝から多くの支援者がゲート前に詰めかけた。そこへ改めて国道事務所の職員がやってきて、警告文を読み上げて行ったという。

夜中の強制撤去を警戒して50人が徹夜で監視していたので無事朝を迎えたが、北部国道事務所側は、数人で10分おきにテントの前を往復する「巡回」を、朝まで繰り返していたという。

その裏には、国道管理事務所の所長が、総理官邸に呼び出され、官房長官から直々に「対応が生ぬるい。もっとしっかりやれ」と厳しいお叱りを受けたということがあるらしいと、ニュースが伝わる。

 

この文章を読み上げたのだろうか!

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北部国道事務所がたてた看板

北部国道事務所がたてた看板

 

今日、「島ぐるみ会議」の辺野古支援バスがゲート前に到着したのは午前11:30、釈放された山城さんが元気に抗議行動の指揮をしていた。

フクシマ、浪江町で未だ仮設住宅くらすという。「フクシマとオキナワは同じ構図。原発に反対しなかった私たち、ずっと抵抗してきた沖縄に学びに来た」とかたる。

福島・浪江町から3人が参加。未だ仮設住宅に暮らすという。「フクシマとオキナワは同じ構図。でも事故が起こるまで原発に反対しなかった私たち、ずっと抵抗してきた沖縄の人たちに学びに来た」と語る。

 

山城さんの説明によると、「宿泊用のテントは撤去するので、せめて全国からの支援物資などを保管するテントだけは置かせてくれと交渉したが聞き入れないので、宿泊テントも撤去することなく、一部をゲート向かいの歩道に移し、すぺーすが広くなった分ますますテントが増えた。強制撤去するならすればいい。我々は何度でもテントを張り直すだけだ」と力強く語り、拍手喝さいを浴びた。

増えたテント

増えたテント

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も市民の抗議を無視するように「内閣府 沖縄総合事務所」の文字が入った制服姿の国道事務所職員が、数人ひと組で10分おきにテントの前をぞろぞろと往復する「巡回」を繰り返した。

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彼らは威圧しているつもりかもしれないが、その姿はむしろ憐れだ。いちばん情けない思いをしているのは彼ら自身ではないだろうか!私も一人の労働者として、職員にこんな働かせ方をする国に対し憤りを感じる。

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2015年2月27日リンクURL