辺野古ゲート前・工事強行に抗議する県民集会に5000人

22日、ゲート前で抗議県民集会が開かれ
当初2000人予定の集会に5000人余の県民が集まった。

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稲嶺名護市長

稲嶺名護市長

稲嶺名護市長も登壇し「新基地建設を止めるのは県民の団結しかない」と、一層の団結と行動を呼びかけた。

ヘリ基地反対協の安次富浩代表は「もう我慢の限界だ。新基地建設反対だけでなく、全基地の撤去だ!」と、沖縄にあるすべての基地の撤去を求めた。

特に感動したのは地元代表の発言。名護市民投票の年に生まれたという若者は高校生に成長し地元代表となって堂々と意見を述べた。沖縄防衛施設局がゲート前の抗議テントを撤去せよと通告していることに対し、「撤去すべきなのはテント村ではなく米軍基地です」と訴え、5000人の集会参加者から大きな拍手が湧いた。

 

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この日、県民集会が始まる前の午前9時過ぎ、米軍の警備員が「許可なく基地の区域内に入った」として、ゲート前抗議行動の責任者・山城博治平和運動センター議長を拘束し、山城議長を取り戻そうとした男性一人と共に手錠をかけて基地内に連行する事態が発生。

「不当逮捕だ」として、ゲート前で「仲間を返せ!」と抗議を続ける。

 

不当逮捕

                             <タイムス22日 号外より>

新報、タイムス両新聞は号外をだして県民集会の模様を伝えるとともに、山城議長の逮捕が、作為的に行われたことを示す写真を掲載。ゲート前行動のリーダーである山城議長を狙った意図的な逮捕だったことを示唆した。

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米軍は山城議長を基地内に4時間以上拘束した後、
刑特法違反を理由に拘束した二人の身柄を名護署に引き渡したため、県民集会終了後、今度はおよそ500人が名護署を取り囲んで抗議した。

今日(23日)午後、2人の身柄は那覇地検に送致。釈放を求めて、那覇地検前での市民による抗議行動が今(午後6時半現在)もつづけられている。

2015年2月23日リンクURL