日本は台湾を守るために中国と闘うのか ~ 加速する戦争準備 布施祐仁講演会

 27日(土)は、表題の講演会(ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会主催)に行ってきた。

 「なぜアメリカのミサイルが日本に配備されるのか」「日米密約 裁かれない米軍犯罪」などの著書で知られるジャーナリスト・布施祐仁さんの講演の後、命どぅ宝の会会長の具志堅隆松さん、宮古島平和ネットワークの会・宮古島市議会議員の下地茜さんが加わり、会場との意見交換会が行われた。

 

   

   講演のなかで布施氏は、南西諸島の防衛体制強化の本当のねらいとは?とは「台湾有事を想定した日米共同作戦により、南西諸島に『ミサイルの壁』を築いて中国軍を東シナ海にに封じ込め太平洋への進出を阻止する作戦。目的は米統合軍の台湾へのアクセスをを確保するため』とした。そして、

先島諸島の住民を九州に避難させるのは「EABO作戦を成功させるために、住民を島から追い出すのが目的」。それでも

  「民間人の被害は甚大であろうと米シンクタンクは想定している」と。なんと沖縄県民をバカにした作戦だろうか!県民の命を何とも思っていない日米の軍隊・政府に戦慄を覚える。

 「台湾有事を闘う覚悟」と発言した麻生副総理の発言は、「沖縄県民の命を盾にして」という修飾語が隠されていることを、私たちは見抜かねばならない。

  布施氏の講演のあと、命どぅ宝の会の具志堅会長、宮古島平和ネットワークの会の下地茜宮古島市議が発言、会場との質疑応答・意見交換会が行われた。

 

2024年1月30日リンクURL