辺野古へ向かうバスの中で、先週から始まった宮城島からの土砂搬出と抗議行動の報告がされた。
鉱山の入り口で、うるま島ぐるみの人たちを中心に、座り込むなど抗議行動を行っているが、県警機動隊によって排除され、民間警備員のネットで移動が制限されたりしているとのこと。
宮城島と本島を結ぶ道路は、海中道路一本しかかなく、土砂を積んだたくさんのダンプトラックが往来するのは、島の人々の暮らしや、観光地としての経済活動に大きな影響を及ぼすことは必須だ。さらに、「神の島」ともいわれる祈りの聖地でもある宮城島の自然破壊は、暮らしと自然環境の破壊だけでなく、文化の破壊でもあることを忘れてはならない。(写真は沖縄自動車道から宮城・伊計の島々を臨む)
辺野古新基地に関連する抗議行動は、辺野古の工事用ゲート前だけでなく、高江、塩川、安和桟橋、嘉手納メインゲート、普天間野嵩ゲート前、海上行動と、この10年間に拡がる一方で、参加者が分断される状況が続いている。宮城島は、いまのところうるま市民の会が中心に行われているが、長期化すれば、対応を考えなくてはならないだろう。沖縄はいったいいつまで国策に翻弄され続けなければならないのか!
9:00前一回目の座り込み。
正午前2回目のの座り込み。
神奈川県から参加した女性。「米軍による女性への性暴力と、その隠蔽は沖縄だけでなく、米軍基地のあるいくつかの地域でも起こっていた。横浜の桜木町では毎月学習会を持つ仲間で、スタンディングや署名集めな、要請行動などの抗議行動を展開している。100を超える賛同団体が集まり、みんなが怒っていることが示された。沖縄だけではない。沖縄の闘いに勇気づけられている。今後も沖縄と連帯して活動を続けて行きたい」
3回目、午後3時前の座り込み
それぞれの抵抗スタイルで抗議する
辺野古ゲート前にはいろいろな才能の持ち主が来る。芸能人はもとより、学者、アーテイスト、技術者 etc…。
水曜日常連の女性が、車用のステッカーを作ってくれた。車だけでなくアイディア次第でいろいろな使い方ができる。1枚100円。もちろん辺野古行動のために使われる。ご希望の方はお声掛けください。