11月の辺野古県民大行動(第45回)、9月は台風で中止、10月は県外に出ていてお休みしたので、私は3カ月ぶりの県民大行動である。
県外からの大学生のグループやハワイ沖縄県人会の方々も参加、「沖縄の人たちの、平和への熱い思いを実感した」と感想を述べた。
兵庫県沖縄県人会の皆さんとは、那覇から同じバスに乗り合わせ、辺野古までやってきた。メンバーの一人は「一昨日は久米島で沖縄戦の話を聞いた。昨日は沖縄平和運動センターで、戦後の平和運動の歩みを学んだ。これは、自分にとってルーツを探しの旅でもある。戦争とは人が人を殺すこと。絶対起こしてはならない」
名古屋学院大学で憲法を研究する飯島滋明教授、「2019年、憲法に携わる立場から、辺野古新基地建設は、地方自治を否定、平和的生存権や環境権を脅かすとして声を上げてきた。
沖縄の皆さんの抗議行動は、憲法12条に記されている権利を実現するための『普段の努力の実践』である。これからも諦めないで続けて頂きたい」と、激励した。
27日の衆議院選を終えたばかりの4氏も登壇。1区で激戦を制して当選した赤嶺政賢議員は「オール沖縄が一致団結して沖縄のために闘うことの大切さを改めて実感した。辺野古ゲート前と結びついた活動をすることが、私たち沖縄選出国会議員の役割りである。これからも常に沖縄を思い描きながら、国会で頑張って行く」と新たな決意を述べた。
高里鈴代オール沖縄会議共同代表の音頭で「がんばろ!」
帰途のバスで、大浦湾側を回った。台風21号の影響で、水質汚濁防止のフロートを引き上げ、海上保安庁のボートや警戒船がウロウロしていない、台船や杭打ちの工事船なども避難したまままだ戻っていない大浦湾は、広々として気持ちがいい。これが本来の辺野古・大浦湾の姿なのだ。早くこの平和な姿を、辺野古の日常の暮らしに取り戻したい。