「戦争は次の戦争を生み、平和は実現しない ! 」~ 6月5日の辺野古

梅雨の晴れ間の快晴、秋のような薄雲が空の青に映える朝、いつものように辺野古へ向かう。

 那覇発7:00平和市民連絡会のバスは、いつもの常連さんに、県外からの参加者が加わりほぼ満席。今日も暑い、熱い一日が予想される。

 辺野古メインゲートのテントに到着すると、先日東京での集会で使われた色とりどりのバナーが出迎えてくれた。

 9:30 一回目の座り込み。

 6・23に向けて、やんばるから糸満の摩文仁まで平和行進を続けている宗教者の方々が参加。韓国からのメンバーが、祈りと平和のメッセージを読み上げた。

 

 

 

 

 

 20分ほどで全員が機動隊に排除され、たくさんのミキサー車や埋め立て資材を積んだダンプが入る。

 正午前、2回目の座り込み。

 県外から毎月のようにやってきて座り込みに参加する弁護士さん。前日新聞報道で明らかになった、沖縄戦の日本軍最高司令官・牛島中将の辞世の句が、自衛隊ホームページに掲載されていることについて「これまで自衛隊は旧日本軍との繋がりをイメージさせるような事柄は避けてきたが、いまはもうそれさえ気にしなくなった。沖縄だけでなく、靖国神社への公務参拝も平気でやるなど、戦争政策を隠さない。戦争は次の戦争を生み、決して平和にはつながらない」と批判した。

 午後3時過ぎ、三回目も40人近くが座り込んだ。

 空は、朝のうろこ雲から、生まれたての入道雲のような、夏らしい雲に変わっていた。

 

 

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やはり自衛隊は「日本軍」だったか! ~ 自衛隊ホームページに牛島中将辞世掲載

<6月3日 琉球新報>

 

 「軍民一体となって、最後の一兵となるまで闘え」と命令を残し、自らは無責任にも自決して果てた沖縄戦の日本軍最高司令官・牛島満中将。その辞世の句が自衛隊の公式ホームページに掲載されていることが明らかとなり、「旧日本軍と繋がる」として、識者などから批判の声があっている。

 本人は、軍人としての誇りを守ったつもりかもしれないが、そのために多くの兵士と沖縄の人々(民間人)が犠牲になった。自決ではなく白旗をあげていれば、地獄さながらの苦しみの中で失うこともなった命だ。

 湧き上がる批判にもかかわらず、削除はしないという。これまで旧日本軍のイメージにつながるようなことは、必死になって避けてきた自衛隊が、いまや堂々と「軍隊の顔」を見せるようになった。時勢はもうここまで来ているのかと驚愕する。

 

 

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慰霊の月・6月の辺野古県民大行動

 慰霊の月・6月。この間に、画期的出来事が二つもあり、雨の中活気あふれる6月(1日)の県民大行動となった。

 その一つ原告適格を勝ち取った「辺野古住民訴訟」。原告代理人の赤嶺朝子弁護士が解説した。

 今回の判決は、「辺野古新基地は危険ではない(と国と御用学者が言っている)ので住民に訴える資格はないと、一切の実質審理はなく門前払いした一審判決を覆し、住民の原告適格を認め一審に差し戻した。これは辺野古に基地が出来ると、住民が被害を受ける恐れがあると、はじめて認めた画期的な判決。5年かかってやっと当たり前の入り口にた立った」と。

 原告を代表して浦島悦子さんは「国が上告しなければ、一審にもどり実質審理に入ることが出来、なぜ辺野古基地が危険なのか明らかにしていくことが出来る。原告はじめ多くの市民団体も、上告しないよう国に要請したが、その翌日、国は上告、すぐに抗議声明を発表した。闘いはこれから。

 辺野古の闘いは、辺野古の住民だけの問題ではない。全県民、全国民が原告であると思っている。 原告適格を認めさせただけでも、大きな成果。ゲート前をはじめみんなが地道に抗議活動をしてきたことが今回の判決に繋がった。

 もう一つは、地域住民が政治的立場を越え、一致して反対の声をあげることで国の軍事政策を撤回させたうるま市の「自衛隊訓練場建設計画を断念させた闘い」。この日登壇した国会議員、県議団の多くが言及しした。  

  爽やかに感動を呼んだのは、地元住民・若者代表の渡具知和奏さん。

 家族で毎週土曜日、辺野古ゲート前でピースキャンドルの活動をして20年。「父は、辺野古の活動をすることで、仕事にも不利益を受けることがあった。それでもなぜここまでするのかと、子どもの私は理解が出来なかったが、あるとき妨害にやってきた右翼に父が言った言葉で理解が出来た。『子どもたちの未来のために、平和で豊かな自然のある故郷を残したい』」。いまは大阪の大学に通っていて久しぶりの帰省でスピーチに立った。

 この他、全国の弁護士有志の会が、「辺野古新基地建設に反対の姿勢を貫く沖縄県の対応を支持する声明」を発表した。

「沖縄県・県民はこれまで選挙や県民投票などで何度も新基地建設に反対の意志を示してきた。しかし、日本政府のみならず、司法府も沖縄県をの判断を踏みにじってきた。我々は、法律論を無視し、人権の砦としての役割を放棄した裁判所の姿勢を批判するとともに、国による設計変更承認の代執行に強く強く抗議し、辺野古新基地建設に反対の姿勢を貫く沖縄県の対応を支持する。そして軍事力に頼らず、世界の、とりわけ東アジアの平和を希求する外交政策を打ち立てることを強く求める。(弁護士有志一同)」

 梅雨真っ只中の沖縄。朝から雨模様が続いたが、集会が始めると雨が止み、終わると同時にまた雨が降り出した。天も、地球がぶっつぶれる戦争政策には反対のようだ。

 

2024年6月2日リンクURL