シクラメンのたより

 とっても嬉しいおたよりをいただきました。。
ある方に、数年も前に私が差し上げたシクラメンの鉢植えが、今年も開花したと、写真を送ってくださったのです。

 その方は、仕事を通して、40年近く親子2代にわたってお付き合いしているある企業(東京在)の社長さんです。こんなおたよりです。

「添付の写真は以前、〇様が弊社にお越しの際にいただいたシクラメンです。昨年は瀕死の状態で花も葉の下までしか届かず、花の数も少なかったのですが、その後、土などを入れ替え、鉢も一回り大きくしてケアを徹底しましたら、今年は見事に復活して、きれいな花をたくさんつけております」 

 私は、手土産が必要なときには菓子折りではなく、よく鉢植えの花を持っていきます。もちろん鉢植えは水かけなど世話が必要で、相手によっては迷惑な場合もありますので、そこはちゃんと見極める必要があります。

 この会社は健康食品のメーカーさんで、社員も気心の知れた方ばかりですし、職場には窓際にいくつも植物が置いてあり、いつ行ってもお花が飾ってある会社です。鉢植えを差し上げてもお世話してくださると判断しました。

 このシクラメンは、先代から現在の社長さんに代替わりしたときに、お祝いとして差し上げたものです。

 メールで写真を送ってきてくださったときにお聞きしたら、社員任せではなく、水かけも土の入れ替えも社長さん自身がなさっているということでした。お気持ちの伝わる、ほんとにうれしい花だよりでした。

 お陰様で、この日は一日ルンルンな気分で過ごすことが出来ました。ありがとうございます。

 

 

2022年2月6日リンクURL

映画「ダーク・ウォーターズ」 ~ 基準値に照らし合わせると、沖縄で起きているPFAS汚染は、尋常でない

  泡だらけになった河川、モクモクと道路や畑に飛びかう白い泡。米軍普天間基地や那覇航空自衛隊基地からのPFOS、PFAS汚染に驚愕したのはつい最近のことだが、多くの人はその記憶をもう薄れさせているのではないか!

 基地からだけではない、暮らしの中の身近なところにもPFAS汚染は潜んでいる。

 巨大化学企業「デュポン」。あなたもつかっているのではないでしょうか?テフロン加工を施された焦げつかないフライパン。それが「PFAS」だとご存だったでしょうか?

 実際に起きた米国PFAS汚染・被害救済の事件を扱った映画「ダーク ウォーターズ」が桜坂劇場で上映中です。

 

 

 

<クリックすると文字拡大 ↑ >

 環境汚染問題をめぐって1人の弁護士が十数年にもわたり巨大企業との闘いを繰り広げた実話を、環境保護の活動家という一面も持つマーク・ラファロの主演・プロデュース、「キャロル」のトッド・ヘインズ監督のメガホンで映画化。

「あらすじ」

 1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが受けた思いがけない調査依頼。それはウェストバージニア州の農場が、大手化学メーカー・デュポン社の工場からの廃棄物によって土地が汚され、190頭もの牛が病死したというものだった。ロブの調査により、デュポン社が発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流し続けた疑いが判明する。ロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏み切るが、巨大企業を相手にする法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていく。

 ロブの妻役をアン・ハサウェイが演じるほか、ティム・ロビンス、ビル・プルマンらが顔をそろえる。 (映画「ダーク・ウォターズ」公式ホームページより)

 

 

2022年2月4日リンクURL

2022年2月2日の辺野古 ~ 美謝川きりかえ工事本格化

 2の数字が5つも重なる縁起のいい日のようだ。ただ、2という数字は二股という意味もあり、その人の思いによって、いい方にも悪い方にもいくのだとか。さらには「あきらめるな」というメッセージも込められているらしい。フムフム…辺野古に向かう身としては、「平和」に想いを込めよう!

 未明の那覇出発の頃から、シトシトと冷たい雨が降りはじめた。

 辺野古へ到着してしばらくすると、選挙でしばらくお会いできなかった名護市議の大城敬人さんが姿を見せた。みんなが選挙の労をねぎらった。一緒にゲート前に座り込む。

 9:00の一回めは、雨が止んでかろうじて傘をささずに済み、19人が座り込んだ。

 右からも左からもコンクリートミキサー車や重機を積んだダンプ、工事で出た土砂を運び出すための空ダンプなど工事車両が行列して入り込む。急に数が増えている。

 名護市長選挙が終わると同時に、美謝川の切り替え工事が本格化し、その関連の車両ではないかとみられている。

 先週の金曜日から、これまでずっと閉鎖されていた第三ゲートが開き、いよいよ美謝川の工事が始まるのではと、懸念されていた。 

 第三ゲートは弾薬庫の入り口(第二ゲート)よりさらに北寄りにあり、座り込みの現場・工事用ゲートからは歩いて10分ほど。

 ここにも先週から何人かが座り込んでいる。

 歩いて向かうと、途中戻ってくる数人とすれ違う。この日は早朝に3台の工事車両が入ったとのこと。 

 第三ゲートからは、大浦湾側の海が少し見える。土砂運搬船やオイルフェンス、海上で活動する抗議船がわずかに見えた。

 

 

 

 

 

 前にも紹介したが、もう10年以上もゲート前に、毎月2㍑入りのミネラルウォーターを差し入れ続けている方がいる。今日も15ダースを自ら運んでいらした。なまなかな思いではできないことだ。頭が下がる。 

 

 12:00前、また降り出した雨の中で2回目の座り込み。完全武装ならぬ完全雨装の山城博治さん。みんなで歌を唄い、元気をつけて18人が座り込んだ。 

 退去を迫る機動隊に、一人ひとりが担ぎ出されそうになるぎりぎりまで粘る。

 15:00の三回目はさらに雨が激しくなり、座ることが出来ず、スタンディングで抵抗。

 雨で冷たかったが、風があまりなかったので、凍えるような寒さでなかったのは救いだった。

 旧正月のハチウクシー(事始め)の辺野古から。

 

 

2022年2月3日リンクURL